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2012年3月 2日 (金)

武田浪 作陶展

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武田浪先生の、野趣に富んだ土瓶。
お茶にはもちろん、お銚子のようにお酒に用いても愉しいお酒に
なりそうです。
また、蓋を外して花器としても。
何気ない野の花やお茶花も、大らかに包み込んでくれるようです。

この土の味を大いに感じさせる作品は、琵琶湖の湖岸、栗東の
地から採れる、武田先生を虜にしている土を使って作られて
います。
このあたりでは滋賀県が琵琶湖の湖底をさらっていることから、
湖底土が引き上げられるのです。
土肌の面白さに魅了され、この土との出会いがあって以来、
武田先生の作陶の中心を成すものとなっています。
武田先生によって「鬼ヶ島」と名付けられた作品は、分厚く
大胆で解放感に溢れています。

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