西端良雄 栗盛板
お遣い物になさるためにお客様よりオーダー頂きました、輪島の
西端良雄先生の作品です。
栗の木を厚めに、贅沢に用いておられます。
割れにくく水や湿気に強い栗で作られた盛板は、素朴な温かみが
あって親しみが持てます。
木目を美しく浮き立たせるように木地の採り方を考えられ、
朱と黒の漆をかけておられます。
しっかりとした木の重みが手に心地よく、お菓子やお料理を盛って
お使い頂くと、漆器ならではの柔らかさがあっていいものです。
また、お人形などを飾るための敷き台になさった方もおられた
そうです。
存在感があって、日々の暮らしに使いやすく、それでいて美しい。
それが伝統の確かな技に、ご自分なりの新たな挑戦を続けて
おられる、西端先生の作品の魅力です。
17日(金)からの木工展でも、西端先生のお椀などの作品を
ご紹介いたします。
| 固定リンク
「貴方だけのオリジナル作品」カテゴリの記事
- おかや木芸 上方銀花オリジナル「飾り棚」(2019.10.13)
- テーラー塩川:作『誉田屋源兵衛*麻世妙ジャケット&シャツ』(2018.10.27)
- 西川宏:作 特注 手縫い「ショルダーバッグ」(2018.02.06)
- Belpasso 捧恭子 :作「オーダー靴 AlberoⅢ」(2017.10.23)
- 柳崇:作 「渋木地吉野間道・九寸帯」(2017.10.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント