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2012年2月10日 (金)

西端良雄 栗盛板

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お遣い物になさるためにお客様よりオーダー頂きました、輪島の
西端良雄先生の作品です。
栗の木を厚めに、贅沢に用いておられます。
割れにくく水や湿気に強い栗で作られた盛板は、素朴な温かみが
あって親しみが持てます。
木目を美しく浮き立たせるように木地の採り方を考えられ、
朱と黒の漆をかけておられます。
しっかりとした木の重みが手に心地よく、お菓子やお料理を盛って
お使い頂くと、漆器ならではの柔らかさがあっていいものです。
また、お人形などを飾るための敷き台になさった方もおられた
そうです。
存在感があって、日々の暮らしに使いやすく、それでいて美しい。
それが伝統の確かな技に、ご自分なりの新たな挑戦を続けて
おられる、西端先生の作品の魅力です。

17日(金)からの木工展でも、西端先生のお椀などの作品を
ご紹介いたします。

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