韓国陶芸家4人展「土への思い」
本日は作家さん方がご来廊くださって、今回、通訳として
同行してくださっているペさんが、韓国の伝統的な楽器
「伽耶琴(カヤグム)」を演奏してくださいました。
桐で出来た年代物の琴で、絹糸を炊いて粘り気を出した弦を
12本張っています。
螺鈿や象牙の美しい細工もされていました。
日本の琴とちがって爪で音を出すのではなく、指で弦を
弾いて深い音や澄んだ音を出して、演奏される音色には
心に響くものがありました。
ぺさんがお召しになっていた現代風のチマチョゴリは、
済州島の伝統技法である柿渋で染められたものだそうです。
膝の上に琴をおいて、身体を使って音を共鳴させているような
ご様子で、高音の歌声も美しく、切ない恋歌が多いという
韓国で古くから歌い継がれている曲を奏でて頂きました。
会期の終盤になってしまいましたが、皆様にお出かけ頂き
韓国のお菓子で楽しいお時間を持たせて頂く事が出来ました。
どうも有難うございました。
2月12日、今日は菜の花忌。
小阪周辺では菜の花が寒さに負けずに、今年も美しく黄色い
やさしいお花をつけています。
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