亀屋清永の『萬福もなか』
京都・祇園の京御菓子司 亀屋清永。
元和3年(1617年)創業という歴史あるお店は、多くの社寺仏閣にも
御用達として古くからお菓子を納めておられ、先祖代々のお味を
受け継いでおられる老舗中の老舗です。
お客様より頂戴した『萬福もなか』は、百両の小判を模した
御目出度くて美味しい、冬の季節だけのお菓子でした。
皮にはうっすらと、金箔でお化粧されているそうです。
生小倉餡を自ら最中に詰めるというのも愉しく、皮がとてもパリッと
していて香ばしい。
小ぶりのサイズも食べやすく、後をひく美味しさです。
しおりによると、萬福とは「悪しき事が全くなく、福徳が萬もあり、
満々ている喜ばしいこと」だそうです。
ひとつでも、福に恵まれる年でありますようにと願いを込めて
頂戴しました。
お皿は、輪島の西端良雄先生のお作です。
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