熊野淸貴 篆刻講座
熊野淸貴先生ご指導の、篆刻講座の二日目でした。
本日は、当日飛び入りでご参加くださった方もおられ、
10数名のお客様にご参加頂きました。
小さな印の中に漢詩を表すことが本来の篆刻の意味合い
なのだそうですが、まずは馴染みのある字からという
ことで、皆様にはお名前のなかの漢字一文字を彫って
頂きました。
紙ヤスリで面を真っ直ぐに整えた印材に、黒と朱の墨で
彫りたい太さの線に調整しながら書き、それをもとに印刀で
彫っていきます。
今日のお教室の皆様も初めてとは思えないぐらいお上手で、
数名のお客様は二つ目に平仮名や社名など、オリジナリティ
溢れるものを楽しく彫って下さいました。
ご自分で彫る、ということに達成感があり、彫り上がった
落款には非常に愛着を持って頂けることだと思います。
それぞれの方の印が彫り上がるたびに歓声があがり、
また次も参加したいとの嬉しいお声も頂戴しました。
熊野先生には、2日間に渡ってご親切にご指導いただき
大変お世話になりました。
李朝の木工品に学んだ木工や漆芸の作品をお作りになる
熊野先生は、韓国の文化に造詣が深く、若き韓国人
アーティストの作品を日本で発表することにご尽力されて
います。
2月には、熊野先生にお力添えを頂いて、4名の陶芸家に
よる展覧会をさせて頂きますので、ご期待くださいませ。
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