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2011年12月 1日 (木)

松﨑融 『箱』展


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松﨑融先生の力作が、沢山届きました。
原始の時代の大きく屈託のない太陽が塗りこめられたかの
ような、松﨑先生の赤。
力強く大胆で、人々を強く魅了する生命力に溢れています。
太陽の恵みを受けて生きる人間にとって、松﨑先生の赤に
惹かれることは、とても自然なことであるのかもしれません。
太陽によって一日がアケル。
その「アケル」が語源になって「赤」という言葉が生まれたと
いいます。
すなわち赤は神の色、祈りの象徴ともいえる色です。
松﨑先生の作品には、祭器のような祈りの根源を感じます。

今回は特に、お正月のおせち料理に良いお重箱を中心に、
茶箱や硯箱に組み込んでお使い頂けるような蓋もの、
棗や茶器、香合、盒子、水指、蓋置き、茶盌などお茶道具に
特に力を入れてご制作くださっています。

明日、明後日と、松﨑先生が栃木県よりお越しくださいます。
皆様、ぜひお出かけくださいませ。








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