松﨑融 『箱』展
松﨑先生の蓋ものに、旅茶わんと茶器を組み込んで
茶箱に。
小さな箱の中に、思い思いの世界を作り出す楽しみが
あります。
隙間なく好みの道具を収める工夫も面白いのですが、
それを愛でて頂く一服は格別なものです。
「箱は、自分の大切なものを閉じ込めて、中で静かに
眠らせ大切にする想い、そして箱を開ける時のあの
ときめきと驚きは何とも言えません。」と、松﨑先生は
語られます。
人は箱に触れる時、心が躍ります。
松﨑先生は2.3年前から、特に箱が気になり始めて
色々なものに蓋を付け、試行錯誤なさったそうです。
造り始めてみると思っていたより表現が難しく、苦心
されたとのことですが、その分、“箱”という表現を
通じて新たな手法や新たなカタチの発見もたくさん
おありのことでしょう。
使い方次第で世界が広がる“箱”をお手にとって、
蓋を開けて楽しんでみてください。
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