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2011年11月19日 (土)

河野甲 レザーワーク展

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手のひらサイズで手に馴染みのいい、撫でると安心感が
あるような「撫で虫」のシリーズ。
今回、さまざまな種類の各国の甲虫が届いています。
裏側まで丁寧に制作され、先生の虫たちへの愛情を
感じるようです。
写真は、ミナミアフリカのゴミムシダマシ。
同じ虫でも生息地によって、フォルムが全く変わるのも
面白さもひとつだと思います。

小さな虫たちが、どれほど多くの少年たちの心を虜に
してきたことでしょう。
先生の「甲」という作家名も、甲虫の甲からとられたもの
です。
制作の際にはまず、生きた虫や標本をじっくりとルーペで
観察されます。
昆虫図鑑から抜け出してきたかのようなリアリティは、
先生ご自身の虫への尽せぬ思いが生み出した賜物なの
です。
河野先生の作品を見ていると、自然界の美とはなんと
素晴らしいものかということを改めて実感します。
機械のような艶やかな姿には、時に優美さを感じる
こともあるほどです。
この自然の造形美を、巧みに再現する河野先生の
見事な技を、ご堪能頂きたく存じます。
最終日にも、河野先生は在廊してくださいます。

「撫で虫」 31,500円

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