2011年11月
2011年11月29日 (火)
2011年11月28日 (月)
お着物姿で
昨日、お得意様がお子様の七五三のお祝いに枚岡神社に
お詣りなさる前にお立ち寄りくださいました。
とってもかわいいお姿です。
お嬢様は日本髪にアップされて、つまみ簪もよくお似合い
です。
ぼっちゃんのお着物は、産着からお仕立て直しのお手伝いを
させて頂きました。
美人のお母さんがお召しのお着物は、以前に当方での
個展の折にお求め頂きました、誉田屋源兵衛さんのやさしい
お色目の小石丸の色無地と、軍ぱいの柄の袋帯です。
お天気にも恵まれて、お祝いの日をお迎えになられました
ことを、心よりお祝い申し上げます。
もうおひと方は、男性の着物ファンのお客様。
大阪は島之内に、唯一軒になったお茶屋さん「たに川」さんの
若旦那さんです。
産経新聞の夕刊で連載されていた「お座敷より愛をこめて」を
拝読していたこともあって、不思議なご縁を嬉しく思って
おります。
すらりとした長身によくお似合いの結城紬のお対は、成人を
お迎えになられた折に、お父様から贈られたものだそうです。
人生の大切な節目の中で、お着物が愛され伝えていかれる
ことを幸せに思います。
2011年11月27日 (日)
河野甲の『手』
革という生命の副産物に、また新しい命を注ぎ込む
河野甲先生の『手』。
もともとは油絵を志しておられた河野先生ですが、
叔父さんの皮革造形家・石丸雅通氏が制作されていた
大きなゴリラなどの動物の作品に影響を受けて、
革を用いた立体造形に興味を持たれたそうです。
そして弟子入りされ、皮革造形の基本を学ばれました。
自然界の生き物の面白さを感じる心を大切にして、
モチーフになる昆虫や小動物の姿を観察し、リアルに
表現されます。
そこには生き物たちへの愛情が溢れています。
また、リアルの中に自分の内面の幻想性を取り入れた
作品にも力を入れておられます。
河野先生の作品は橿原昆虫館や琵琶湖博物館を
始め、人気のパティスリーes-koyamaにて目にすることが
できます。
明日の最終日も、先生が在廊してくださいます。
2011年11月26日 (土)
2011年11月25日 (金)
2011年11月24日 (木)
上方銀花 秋の文楽鑑賞会
先日、上方銀花恒例の文楽鑑賞会を催しました。
錦秋公演 「鬼一法眼三略巻」の開演前に、人形遣いの
吉田玉女さんに見どころを語って頂きました。
その後、上演前の舞台に上がらせて頂き、皆様で記念撮影。
普段は見ることのできない舞台裏を、興味深く見学させて
頂きました。
いつもお世話を頂き、感謝しております。
「鬼一法眼三略巻」は、今回、国立文楽劇場開場45周年を
記念して、大阪では20年ぶりに半通しで上演されることに
なった演目です。
若き日の義経、弁慶の物語というと、馴染みのあるお話かも
しれません。修業の様子や、五条橋での二人の出会いの
場も描いた時代物です。
玉女さん、演じられた牛若丸(のちの義経)の剣術の師で
ある鞍馬山の天狗・僧正坊(鬼一法眼の仮の姿)のお役に
合わせて、ロマンスグレーの御髪に。
抑えた演技の中に男気の光る、魅力的な人物を演じられ
ました。
また、上方銀花では古いご縁のある吉田玉佳さんも、
鬼若丸(のちの弁慶)と共に播州書写山で修業した高慢ちき
な岩千代丸を演じられ、鬼若丸に懲らしめられる場面では
笑いを誘っておられました。
幕間のお楽しみのお弁当は、「川富」さん。
栗ご飯など、お箱の中に季節のお味を美しく盛って頂き、
美味しく頂戴しました。
心尽しのお弁当に舌鼓を打ち、クライマックスへ向けて
盛りあがっていく物語を堪能させて頂きました。
風の冷たい日となったのですが、ご参加くださいました
皆様、どうも有難うございました。
2011年11月22日 (火)
河野甲 レザーワーク展
飛翔の前の集中した瞬間を表現した、今さまに飛び立とうと
している妖精の姿です。
指先まで神経が通っているかのようで、繊細な表現が
本当に見事で、美しい作品です。
数年前に、「徹子の部屋」にもご出演された河野先生。
この作品は、番組のセットとして、黒柳さんの楽しいトークを
見守って、永らくその姿が番組を彩りました。
非常に印象的な翅を持ち、神秘的な姿からは今にも
動き出しそうな、静かで強い生命力を感じるとともに、
祈りにも似た神聖な崇高さも秘めているようです。
翅は、オリジナルのテクニックで樹脂にシルクスクリーンで
描いて作り上げたもので、豚革を加工した翅に比べて
かなり手間がかかるそうです。
本物のトンボの翅のような儚を感じます。
河野先生のイマジネーションが生んだ、代表作ともいえる
美しい作品です。
「風を読む」
「大気への託身」
「突風」 ともに420,000円
2011年11月21日 (月)
2011年11月20日 (日)
2011年11月19日 (土)
河野甲 レザーワーク展
手のひらサイズで手に馴染みのいい、撫でると安心感が
あるような「撫で虫」のシリーズ。
今回、さまざまな種類の各国の甲虫が届いています。
裏側まで丁寧に制作され、先生の虫たちへの愛情を
感じるようです。
写真は、ミナミアフリカのゴミムシダマシ。
同じ虫でも生息地によって、フォルムが全く変わるのも
面白さもひとつだと思います。
小さな虫たちが、どれほど多くの少年たちの心を虜に
してきたことでしょう。
先生の「甲」という作家名も、甲虫の甲からとられたもの
です。
制作の際にはまず、生きた虫や標本をじっくりとルーペで
観察されます。
昆虫図鑑から抜け出してきたかのようなリアリティは、
先生ご自身の虫への尽せぬ思いが生み出した賜物なの
です。
河野先生の作品を見ていると、自然界の美とはなんと
素晴らしいものかということを改めて実感します。
機械のような艶やかな姿には、時に優美さを感じる
こともあるほどです。
この自然の造形美を、巧みに再現する河野先生の
見事な技を、ご堪能頂きたく存じます。
最終日にも、河野先生は在廊してくださいます。
「撫で虫」 31,500円
2011年11月18日 (金)
河野甲 レザーワーク展
河野甲先生が愛して止まない蝸牛。
今展にも、沢山その姿を見ることができます。
自由自在に変化する姿を捉えて、見事に再現された
蝸牛たち。
まるで今にも動きだしそうなリアリティがあり、思わず
ツンツンと触りたくなるほどです。
子供のころに誰しも、軒先などで蝸牛を捕まえて
遊んだことがあるのではないでしょうか。
地域ごとに異なった種が生息し、河野先生は珍しい
蝸牛を、求めて日本海の離島・山形県の飛島まで
渡られたこともあるそうです。
まずは実際に手にしてよく観察し、その中から
自然と湧きでてくる個性を大切にして制作されるの
です。
成長と共に、時間を少しづつ重ねながら形づくられて
いく螺旋を描く硬質な殻と、自在にフォルムが変化する
軟体のコントラスト。
蝸牛の螺旋は循環のシンボルであると、先生は語られ
ます。
先生の蝸牛への興味は、まだまだ尽きないことでしょう。
永遠のテーマともいえる作品です。
木枠のある蝸牛3種 各36,750円
(エチゴマイマイ、イトウムシオイガイ、ナチマイマイ)
「小撫で蝸牛」 10,500円
「根付」3種 各26,250円
(オカモノアラガイ、オオベソマイマイ、ヤマタカマイマイ)
「撫で蝸牛」 31,500円
2011年11月17日 (木)
河野甲 レザーワーク展
河野甲先生のレザーワーク展が、明日よりスタート致し
ます。
今日は先生が、作品をご搬入くださいました。
ギャラリーは、不思議で面白い空間へと早変わりです。
レザーワークの名の通り、革を素材に用いた作品ですが
一見ブロンズ彫刻のような佇まいです。
けれども手を触れると、しなやかで柔らか、温かさを
感じるなんとも言えない質感にはっとさせられます。
その見事なまでの卓越した造形の技術には、本当に
いつも驚かされます。
明日の初日と二日目 18日(金)、19日(土)と河野先生が
ご在廊くださいます。
作品に込められた、作り手の思いを伺って頂きたいと
存じます。
皆様、どうぞお出かけくださいませ。
面白い作品を、またHPやブログでもご紹介して参ります。
2011年11月15日 (火)
秋の京都にて 「きんからの世界」展
京都は、紅葉の季節を迎えようとしています。
そんな美しい地で催される、上方銀花に所縁のある
作家さんの展覧会をご紹介いたします。
「浪漫 きんからの世界」
ミステリアスな輝きを放つ“金唐紙”に新しい生命を宿した
2011年11月17日(木)~30日(水)
京都東急ホテル 地下一階ギャラリーkazahana
国選定保存技術保持者である上田尚先生は、独自で
金唐紙の技を研究し、日本で唯一、その技術を現代に
伝えています。
上方銀花では、2004年のお正月を寿ぐ展覧会として、
上田先生が復元・制作をされた金唐紙が艶やかに
彩ってくれました。
最近では、誉田屋さんの帯にも上田先生の金唐紙を
織りこんだ逸品が発表され、驚かされました。
17世紀頃、ヨーロッパで装飾用として、宮殿・寺院の壁や
天井に使われていた「金唐革」が、文明開化の明治初期、
日本に伝わり和紙に転換され、華麗な壁紙としてヨーロッパ
にも逆輸入されるようになりました。
鹿鳴館などの洋館を飾った技は、芸術産業として高い
評価を得たのです。
日本ではその後、国会議事堂の壁面を最後に衰退して
いましたが、上田先生のご尽力によって見事に復活され、
日本郵船小樽支店や旧岩崎邸、また各地の重要文化財の
壁面を復元し、修復されています。
金唐紙の壁紙やお屏風、衝立、額絵、また誉田屋の帯など
上方銀花でご用命を承っております。
2011年11月14日 (月)
アクセルジャパン クリスマスのお人形
いつも北欧のオシャレでかわいい作品をご紹介くださる
アクセルジャパンさんより、クリスマスのお飾りが届き
ました。
赤い暖かそうなお帽子をかぶった、かわいいお人形は
くるりとカールした天然のひつじの毛のお洋服を着て
います。
つやつやのリンゴの飾りがついた木製のリースは、
色がきれいで、お部屋のアクセントになりそうです。
ツリーにつったり、ドアノブなどに引っかけてクリスマス
気分を演出して頂きたい、小さなオーナメントも届いて
います。
細部まで丁寧に作られた、北欧のお人形たちは
にっこり笑顔を誘ってくれます。
リンゴのリース 3,780円
スノーボールを持ったトムテ 3,990円
赤ちゃんを抱いたトムテ 3,990円
ミニトムテ 1,680円
ドットのトムテ 2個組1,470円
水玉のトムテ 2個組1,470円
2011年11月12日 (土)
寺田琳 絵画展
「The time tree 時間のなる樹」
73㎝×55㎝ 銀箔、アクリル
可愛らしいお花が咲く樹の枝には、沢山の時計が
ぶらさがっています。
丸かったり、ひし形だったり、ハートだったり。
細かな表現が愛らしくて、心惹かれます。
「禅」を作品を描く中心に据えて、画面と向き合われる
寺田先生。
先生なりの禅との関わりの中から生まれた作品です。
私たち人間の生活は、時間の上にあります。
暦の上では立冬も過ぎ、今年ものこり少なくなって
きました。
月日が流れるのが、あっという間です。
この作品のような、時間のなる樹があれば…!
一日がもっと長くなって欲しいと思ったりしてしまいます。
寺田琳先生の絵画展は、12日の月曜日までの開催
です。
作品の中から幸せな時間の流れを、感じ取って頂ければ
幸いです。
どうぞお出かけくださいませ。
2011年11月11日 (金)
寺田琳 絵画展
「Story ある物語」
22.5㎝×53㎝ 金箔、アクリル
寺田先生ご自身が、とてもお好きだと仰っていた作品です。
同じ画面の中に、朝昼晩と時間の経過を表す3つの家が
同時に描かれ、また、ひとつの樹に赤いかわいらしい花と
青い実が同時についています。
これらのことは時間を超越して、見る人が作品の世界の
中に自由に入りこんでしまえるかのように、さまざまな事を
想像させてくれます。
タイトルの通り、物語性を感じさせる作品です。
東北地方を襲った大震災から、早や8か月の月日が
流れました。
復興作業ははかどらず、未だ大変な環境でお過ごしの
方々のことを思うと胸が痛みます。
寺田先生も東北のご出身で、震災後に訪れた故郷は
言葉では言い表せないような悲惨な状況だったと
いいます。
寺田先生の作品を眺めていると、どんなに穏やかで、
幸せな物語が紡がれていくことだろうかと感じます。
これから寒さの厳しい季節を迎える東北の地にも、
穏やかで幸せな日々が戻りますことを祈ります。
2011年11月10日 (木)
お嫁入りに 野口の色留袖
先日、お得意様のお嬢様の、とてもお幸せなご結婚式が
ありました。
お嫁入りのお道具にと、「野口」の色留袖を御誂え頂き
ました。
部分ですが、ご紹介させて頂きます。
今年のお正月の「野口」展の折に展示しておりました
訪問着の図柄から、新たに色留袖を染めて頂きました。
下絵の段階でお客様にもご高覧頂きながら、進めて
参りました。
肩に柄がなくなる分、裾模様を訪問着よりも大きくとって
縫いもたっぷりと入れて頂きました。
幸い嫁がれるまでまだ月日もありましたので、熟練の
職人さん方に時間をかけて丁寧にお仕事をして頂くことが
出来ました。
菊や紅葉の文様がぷっくりとした美しい縫いと、野口さん
ならではのはんなりと美しい色使いに、はっと息をのむ
ほどの素晴らしいお道具になりました。
新郎新婦と、皆様方のますますのお幸せをお祈りして
おります。
おめでとうございます!
2011年11月 8日 (火)
寺田琳 絵画展
「Music tree 音楽になる樹」
94㎝×185㎝ 銀箔、オイル
今展のDMにも使用しました、圧巻の大作です。
赤い花や白い実をつけた、沢山の木が描かれた画面
からは、生命力を感じます。
樹の幹には、波紋のような文様が描かれています。
まるで、幸せな調べが聞こえてくるようです。
地には日本の銀箔が贅沢に使われ、寺田先生の
オリジナルのテクニックで焼き箔にされ、その渋くて鈍い
色味が、なんとも表現しがたい芳醇な味わいを醸し出して
います。
銀箔は、時を経るごとにますます渋い色へと変化していき
ますが、変化を重ねた数十年、数百年の後にも、また
その時代なりの美しさがあるようにと、考えられた色味に
しておられるのだそうです。
DMやこのブログの写真では、その素晴らしい質感が
お伝えしきれないことが残念です。
ぜひ実際に、ご高覧頂きたく存じます。
こちらの作品は額装前の状態で展示されておりますので、
アクリルやガラスを通さない、寺田先生の作品そのものを
ご高覧頂く事ができます。
先生の息遣いや精神まで、画面を通して感じることが
出来るようです。
2011年11月 7日 (月)
寺田琳 絵画展
「Water tree 水をつくる樹」
58cm×29.5cm 銀箔、オイル
この絵のモチーフとなっているのは、アフリカにある
「樹」です。
その樹の幹には地中から吸い上げた水が溜まるように
なっていて、過酷な地に暮らす動物や人間の、大切な
保水源となっています。
水は生命の源です。
この樹によって、命をつないでいくのです。
生命の象徴である、白い丸い実もみられます。
寺田先生の作品において、非常に重要であるのが
絵を描くための土台、地色を作ることです。
制作における多くの時間は、その地を作ることに
あてられます。
樹や鳥などのモチーフはイメージがあるので、それほど
迷われることはないのだそうです。
この作品も、銀箔を自らのオリジナルのテクニックで
好みの色に焼き、色を何色も重ねることによって、
深く味わいのある表現が生まれています。
2011年11月 6日 (日)
寺田琳 絵画展
「Congtess 会議」
12㎝×68.5㎝ 金箔、アクリル
横長の額の作品。
金箔の地に、ブルーで描かれた鳥の姿が印象的です。
実はこの作品は、レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な壁画
「最後の晩餐」になぞらえているのだそうです。
中心の十字架がキリストを表し、鳥たちも、最後の晩餐に
描かれている12弟子の顔の向きと合わせて、一枚の
板に3羽ずつ描かれています。
これから起こることを暗示するかのように、鳥たちは
いばらのようなものにとまっています。
寺田先生の作品には、自由の象徴として、心を和ませる
ような姿の鳥がよく登場しています。
一見、美しい色使いの楽しい作品のようにですが、
この鳥たちはただかわいいだけでなく、想像力をかきたて
さまざまなことを感じさせてくれます。
2011年11月 5日 (土)
寺田琳 絵画展
「Life 生命のいとなみ」
52.5cm×35.2cm 金箔・オイル
寺田琳先生の作品展を開催中のギャラリーには、
なんとも幸せなゆったりとした音楽がながれているかの
ような心地よさがあります。
2号店と合わせて3号店にも、作品を展示しております。
独自のテクニックで描かれる寺田先生の作品には、
生命や時間を象徴するモチーフとして、よく「樹」が
描かれます。
種から芽が出て一本の樹に成長し、花が咲き実を
つけて、たとえ樹が枯れても、またその種に新たな
生命が育まれます。
その生命の繰り返しは、まさに輪廻といえます。
丸くて白い実が、繰り返される生命を表して描かれて
います。
また、2羽の鳥は、寺田先生と共に日本からドイツへと
渡った2匹の愛猫がモデルになっているそうです。
自由に羽ばたく鳥には様々な思いが託されているのか、
寺田先生の作品には好んで鳥が描かれています。
2011年11月 4日 (金)
寺田琳 絵画展
寺田琳先生の絵画展の初日は、暖かな気候の日となり
ました。
今日一日ご在廊くださった寺田先生は、明日のフライトで
ドイツにお戻りになります。
ドイツは、4月と9月頃が過ごしやすい気候なのだそうです。
今回のご帰国の間、日本がとても暑かったので驚かれて
いました。
明日が1歳のお誕生日の、とってもかわいいお客様も
ご来店くださいました。
お客様から教えて頂いたのですが、先生が現在お住まいの
ベルリンと、上方銀花のある東大阪は姉妹都市にあたる
のだそうです。
今回、このように上方銀花で寺田先生の作品を展示させて
頂くことが叶い、不思議なご縁を感じました。
穏やかな話し方の中に、筋の通った強さを感じる寺田先生。
生命への讃歌を聴くような心地よい作品は、11月14日(月)
までの展示です。
どうぞご高覧くださいませ。
2011年11月 3日 (木)
2011年11月 1日 (火)
だんじりまんじゅう と 羽二重くるみ
お客様に頂戴した美味しいお菓子で、ティータイムです。
岸和田名物、だんぢり屋の「だんじりまんじゅう」。
さすがは岸和田。お菓子もだんじりの地車のかたちを
しています。
自家製のあっさりとした甘さのこしあんを、カステラ生地で
包んだ、見た目にも可愛らしくいおまんじゅうです。
こしあんがさらりとしているので食べやすく、しっかりとした
カステラ生地は食べ応えがあります。
こちらは以前にも包み紙をご紹介した、福井の美味しい
お菓子、金花堂はや川の「羽二重くるみ」。
福井のお菓子というと羽二重餅が有名ですが、こちらは
やわらかい羽二重餅を、シュークリームのような生地で
サンドしています。
しっとりしたお餅に、香ばしいくるみの食感がアクセントに
なっています。
普通の羽二重餅より断然美味しい、上方銀花スタッフの
好物です。
どちらのお菓子も、和菓子と洋菓子が上手く合体した
ようで、お茶にもコーヒーにも良く合います。
お菓子を乗せた白い泡の小皿は、小谷真三先生の
作品です。
また新たに、福武書店の大きな賞を受賞された小谷先生。
昨日、授賞式だったのだそうです。
小谷先生の作品は、先生のご厚意によって会期を延長して
展示させて頂けることになりました。
これで岡山県の賞は全て頂いたので、これからまた新たな
挑戦をしていきたいと頼もしくお話してくださいました。
本当に楽しみです。
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