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2011年10月27日 (木)

倉敷ガラス 小谷真三 作品展

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若き頃、クリスマスツリーに飾るガラスのオーナメントを
日に2500個から3000個、ひとつずつ吹いて作る職人で
あった小谷先生。
ひとつのガラスのコップの制作を依頼されたことから、
小谷先生の「倉敷ガラス」は始まります。
生みの苦しみの末に作り出されたガラスの作品は、
倉敷民芸館の初代館長であった故・外村吉之介氏に
よって、倉敷ガラスと命名されました。
今では、倉敷を代表する民藝の名品として、また日々の
暮らしを彩るガラス作品として人気を集めています。

小谷先生がガラスと向き合う上で心がけておられるのが、
外村先生から教えられた4つの教訓です。
「健康で、無駄がなく、真面目で、威張らない。」
丈夫で割れにくく、余計なものがない、使えば使うほど
愛着のわくガラスの仕事。使うことを一番に考えた、
素朴で誠実なもの。
その精神から生み出される小谷先生の倉敷ガラスには、
永い年月のなかで色のある作品も生まれ、種類も少し
ずつ出来て来ました。
失敗を重ね、無我夢中に仕事をなさった中から新たに
学んで、様々なフォルムの瓶も作られました。
栓をつける分大変な作業になりますが、堂々とした姿の
ものから、掌に納まる細かなものまで、色々な瓶が心を
和ませてくれます。

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