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2011年10月23日 (日)

倉敷ガラス 小谷真三 作品展

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小谷先生の「倉敷ガラス」の歴史は、コップから始まり
ました。
分業化されていたガラスの仕事の全てを、お一人で
一貫して作ることを始められ、試行錯誤の中で生まれた
ガラスのコップ。
このコップのおかげで、一生をかけて情熱をそそぐ
ことが出来る仕事を、得ることができたと小谷先生は
仰います。
機能的で飾らない、日常の生活に馴染むコップを手に
したときの質感には、人の心を和ませる不思議な力が
あります。
実は、美智子妃殿下のご実家でも愛用されてきたこの
コップは、現在、皇室でも皆様がお使いになられている
そうです。

昭和39年の創業時から変わらない形。
激動のこの時代にあって長年変わらないコップ。
労を惜しまず黙々とひとりガラスと向き合って、創業当時
丸1年がかりで生み出された永遠の形です。
必死にまじめにやれば、窯から自然とコップが出来る
ものだと先生はにっこり語ってくださいました。
今回は、始めて見せていただく緑色のコップも届いて
います。

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