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2011年10月30日 (日)

小谷真三の『手』

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展覧会の会期直前まで高山にお出かけで、お疲れのところ
初日に加えて2日目もご在廊くださった小谷真三先生。
その活動的なご様子には、頭が下がります。
80歳を過ぎられた今も精力的に制作され、また、お若い
後進の方々にも熱心にご指導なさっておられます。

素朴な温かみを感じさせる吹きガラスは、このしっかりとした
厚みのある手から生み出されます。
ひたすらに「倉敷ガラス」に生き、ただ黙々と作ることから
新たな仕事の喜びを知った小谷先生。
おひとりで全ての作業をこなし、ダンスを踊るかのような
リズムで、よどみなのない動きの中から自然と生み出される
素直な形には、使う人に心地よい喜びを感じさせてくれます。

「健康で、無駄がなく、真面目で、威張らない」
その信念のなかには、小谷先生の作品のみならず、
お人柄もよく表されています。

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