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2011年10月29日 (土)

倉敷ガラス 小谷真三 作品展

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眺めているだけで胸がときめいて幸せな気持ちになる、
小谷先生の赤い作品。

赤いガラスは火の温度や調合の仕方で発色が変化し、
安定した色を創りだすのは難しいのだそうです。
徐冷窯のなかでゆっくりと時間をかけて冷ましてからで
ないと、きれいな赤い色が出せているか確かめることが
出来ません。
同じ赤はふたつないといわれる色は、ガラス工芸を志す
人にとっての永遠のテーマといえるのかもしれません。

小谷先生の倉敷ガラスにも赤い作品は見られますが、
その数は少なく、貴重なものです。
しかしこの真実に美しい赤は、見る人の心を捉えます。
先生ならではの、伸びやかで大らかな形も見事な逸品
です。

少し贅沢な気分でお使い頂きたい赤のワイングラスや、
代表作でもある赤い栓のある角瓶もきれいです。
小谷真三・作品展は、31日(月)までの開催です。
ぜひお出かけくださいませ。


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