熊野淸貴の『手』
綴織の仕事から作家への道が始った熊野淸貴先生。
現在は、木工や漆の作品を中心に精力的に発表して
おられます。
韓国の文化の奥深さや、人々の明るさに魅せられて
フットワーク軽く日本と韓国を行き来しておられます。
李朝家具に学んだ木工作品は端正で、水銀朱の
鮮やかな漆の作品は、使うほどに朱が冴えて美しい
力強さを感じさせます。
韓国の作家の工芸やアートを日本に広く紹介することを
自らの使命とし、また反対に韓国で日本の作家さんの
企画をされることもあり、国を超えて素晴らしい作品を
届けてくださいます。
発表の場を提供してもらうことは、作家さんたちにとって
何よりの応援になるはずです。
誰からも慕われる作家の、大きな「手」です。
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