『特攻の真意』
8月5日に、神立尚紀氏の新刊『特攻の真意 大西瀧治郎
和平へのメッセージ』が、文芸春秋より発売されます。
以前にもこちらのコラムにてご紹介致しましたが、筆者の
写真家でありノンフィクション作家の神立尚紀氏は、上方銀花
オーナー神立順子のいとこにあたります。
日大芸術学部写真科を卒業された後、講談社「フライデー」の
専属カメラマンを務められた後、平成7年より、元零戦搭乗員の
方々への取材を始められ、これまでにも数冊の本に真実の
メッセージを込めて上梓なさってきました。
現在放送中の、NHK連続テレビ小説「おひさま」では軍事指導を
担当されています。
昭和19年10月20日、フィリピン・マバラカットで神風特攻隊が
編成され、翌21日に初出撃しました。
部隊指揮から遠ざかっていた大西瀧治郎中将は、急きょ
第一航空艦隊の指揮を命じられ、特攻隊の編成を行ったことから
「特攻の父」「特攻生みの親」として有名ではありますが、当初
「外道である」と特攻反対の立場であったと聞きます。
日米開戦に反対であった大西中将は、大戦末期に自らの命で
特攻隊を出撃させ、昭和20年8月16日に、部下たちの後を追い
壮烈な割腹自決を遂げました。
その死後に残されていた遺書からは、世界平和を願う思いが
綴られていたのだそうです。
神立氏が、大戦から生きて帰ってくれた方々や親族の方々への
インタビューを繰り返され、大西中将の特攻への真意、心の叫びを
辿ったノンフィクション作品です。
『特攻への真意』1,890円
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