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ホタルブクロの花を、竹の籠に活けました。キキョウ科の多年草であるホタルブクロは、初夏に大きな釣鐘形の美しい花をつけます。捕まえたホタルを入れるのに用いたことから、その和名がついたといいます。花の色は白と薄紫とがあり、関西では白い花が見られることが多いのだそうです。自然の恵みを生かした素朴でシンプルな籠は、さりげない山野草によく合います。これからの上方銀花での展覧会で、山形の山ぶどうの籠や、大分の林まさみつ先生の竹籠の作品をご紹介して参りますのでどうぞご期待くださいませ。降りみ降らずみの日々で蒸し暑さが続いていますが、ホタルの儚い美しさも、この時期だけの楽しみですね。
2011年6月21日 (火) コラム | 固定リンク Tweet
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