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2011年5月17日 (火)

麗しのアンティーク展

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アンティークジュエリーにおいて、カメオと並び人気の高いものが
エナメルで、そのデザインや技法もバラエティに富んでいますが、
上質なものは段々と希少になっています。

その歴史は古代エジプト、ギリシャまでさかのぼります。
19世紀後半には、ジュリアーノ一族などによってエナメルの重ね
使いが流行し、脚光をあびました。
古代には陶磁器やガラスが下地として用いられましたが、19世紀
以降は金属が使われるようになりました。
特に、純金や純銀を下地に使用したエナメルは、非常に美しく
目を奪われます。

その澄んだ色彩や、すみずみまでが鮮明で美しい作りがエナメル
ジュエリーの魅力です。
パールやダイヤモンドなどと組み合わせることによって、一層
色の美しさが際立っています。
素晴らしい細工によるエナメルジュエリーは、現代にあっても
純粋で瑞々しい作品です。

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