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2011年4月

2011年4月27日 (水)

GW休業のおしらせ

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誠に勝手ながら、

4月28日(木)~5月6日(金)

ゴールデンウィークの休業を頂きます。


5月7日(土)より通常営業、

13日(金)~23日(月)は「麗しのアンティーク」展で

皆様のご来店をお待ちしております。

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嬉しいお便り

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随分と前のことで、ブログでご紹介させて頂くのが遅くなって
しまったのですが、お客様より嬉しいお便りを頂きました。
どうも有難うございます。

以前にお求め頂いた、川野恭和先生の作品をご愛用くださって
いるご様子を、お写真に撮ってお送りくださいました。

キッチン仕事が大好きなお客様のご自宅で、川野先生の
器は日々、大活躍しているようです。
画像にすると、改めてお料理を引き立ててくれること、
まさに「用の美」を実感すると、本当に嬉しいお言葉を
添えてくださっておりました。

器は、このように日常にお使い頂いてこそ、その魅力を感じて
頂けるものです。
素晴らしい作品との出会いには、何物にも代えがたい喜びが
あります。
このような素晴らしい出会いの場になれるように、これからも
頑張っていきたいと思います。

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2011年4月26日 (火)

上方銀花 春の文楽鑑賞会 その2

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「源平布引滝」の一段目と二段目の間に、竹本源大夫さんと
鶴澤藤蔵さんの襲名披露口上がありました。

人間国宝・竹本綱大夫さんとご子息の鶴澤清二郎さんは、
世襲ではない文楽の世界において、大夫と三味線の芸を交互に
伝えてこらえた家系です。
今回、それぞれの祖父にあある、七代目竹本源大夫と鶴澤藤蔵の
名跡を継がれ、九代目源大夫、二代目藤蔵を襲名なさいました。

文楽の襲名披露口上では、襲名なさるご本人が口上を述べられる
ことはありません。
このたびも、舞台上に源大夫さん・藤蔵さんとともに、大夫の大御所
竹本住大夫さん、三味線の鶴澤寛治さん、鶴澤清治さんの
人間国宝が豪華に揃って座られ、お二方のご襲名を祝って口上を
述べられました。
この興行の直前に、源大夫さんが心臓の手術をされたこともあって
口上だけの出演となられたことは、とても無念なことであったでしょうが、
ご子息の藤蔵さんが記念公演を立派に努められておりました。

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幕間のお楽しみは、もちろん「川富」さんのお弁当。

蕗の薹やホタルイカの天麩羅、タケノコ、そらまめなど
季節の味を、彩り美しく詰めてくださったお弁当に、
心尽くしを感じました。

上方銀花の文楽鑑賞会、次回は秋に開催の予定です。

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2011年4月25日 (月)

上方銀花 春の文楽鑑賞会 その1

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4月20日(水)は、恒例となりました上方銀花の文楽鑑賞会でした。

今回は、竹本源大夫さんと鶴澤藤蔵さんが、親子で同時に
ご襲名をされるということで、襲名披露口上をなさる演目の方に
皆様にお出かけ頂きました。
風が出て肌寒い日となりましたが、初めての方々にもご参加頂け、
お着物でお越しくださった方が多く、感謝しております。

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開演前には、人形遣いの吉田玉女さんによって、演目の
登場人物やあらすじのご説明を頂きました。
玉女さんが会場にお持ちくださったのが、「源平布引滝」で
お遣いになられる、斉藤市郎実盛。物語の主人公です。
集合写真の撮影後、会場へと移動しました。
北海道の旭川の中学生たちが修学旅行で大勢来られており、、
若い観客席に賑やかに開演を迎えました。

「源平布引滝」は、源氏平家の争いを題材とした時代物です。
平家の侍であって源氏に心を寄せる斉藤実盛が「源氏の白旗」が
平家に渡ることを阻止するために、白旗を持つ女性・小まんの腕を
斬り落としたことから物語は始まり、小まんの子息・太郎吉と、将来
戦場で再会する時に、白髪を染め若やいだ姿で出陣し、その折に
改めて討たれようと誓い別れます。
後に、北陸篠原の合戦で、木曾義仲の家臣・手塚光盛が実盛を
討ち取りますが、これを30年前に約束された宿命であり、
幼い光盛(太郎吉)と実盛の出会いを描いています。

物語の最後に、玉女さん演じる実盛が立派な馬に乗って颯爽と
立ち去って行くのですが、通常使われる下駄よりもさらに背の高い
下駄を履いて人形を遣う姿が圧巻でした。

源平の合戦というと、誰もが知っている物語ですが、そこには
さまざまな人物のさまざまなドラマがあるのですね。
実盛という人物の懐の大きさをよく表現されおり、見応えがある
演目でした。

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2011年4月24日 (日)

中尾郁夫 五彩磁「玲瓏」展

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中尾郁夫先生の「寶々(ぱおぱお)」は、後ろ姿もとても
愛嬌があります。
瓢やお守りなどを、背中に携えています。

こちらは、香人形が白い象に乗った香櫨です。
手に持つ如意棒を、別なものに持ち替えて頂けます。

現代の日本では、動物園の人気者である象さんですが、
古くは「鳥獣人物戯画」の中にもその姿が描かれて
います。
大きなからだに長い鼻と大きな耳を持つ象は、仏教では
普賢菩薩が乗る霊獣であり、インドの神話では世界を
支える存在といわれます。
ヒンドゥー教の商いの神様ガネーシャも、象の姿の頭を
しています。
特に白い象は神聖な存在で、タイでは現在でも象法という
法律で、白象と認められた象は国王に献上されて、
飼い主は国王との面会が許され、報酬と名誉を得られる
そうです。

お客様に面白いお話をお聞きしました。
象の鼻が上を向いているのを「ハッピーライフ」、
下を向いているのは「ロングライフ」という意味があるのだ
そうです。

この白い象が、ますます愛おしくなるようなお話でした。

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中尾郁夫
金襴手吉祥象   241,500円

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2011年4月23日 (土)

中尾郁夫 五彩磁「玲瓏」展

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ユーモラスな、お猿さんの香人形です。
唐子のシリーズ「寶々(ぱおぱお)」と同じく、左手を挙げ
赤いマラカスを持っています。

このマラカスをお線香に持ち替えて頂くと、お香立てに
なるわけですが、上の2枚の写真は、中尾先生に
ご在廊頂いた2日間に、お人形に植物を持たせて下さった
様子です。

1日目はミント、
2日目はポピーの花の芯を持っています。
実のあるものも面白いですし、ドライの植物なら長らく
楽しめます。

持たせるものそれぞれに表情が変わって、見る側も思わず
にっこりと笑顔が誘われます。
台の絵付けも美しいく、心が和みます。



五彩香人形 猿  168,000円
(五彩百花図台)

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2011年4月22日 (金)

中尾郁夫 五彩磁「玲瓏」展

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中尾郁夫 五彩磁「玲瓏」展、初日と2日目の本日、
中尾先生がご在廊くださいました。

作品に対する真摯な姿勢が魅力的で、2日間、連続して
ご来店くださったお客様もおられました。
見事な絵付けの器は、日々の食卓を華やかに演出して
くれることでしょう。
器に季節を映し、心を映して暮らしを豊かに楽しみたい。
そんな器好きのお客様方と、器談議、お料理談議に
花が咲きました。


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お土産で頂戴した、たねやさんのよもぎ餅を中尾先生の
お皿で。
平たく丸い形でほんのりと焼き上げたお餅のグリーンと
器の絵付けが、春の心地よい陽気を運んできてくれた
ようです。


中尾郁夫
色彩祥瑞花つくし兎文輪花平皿  21,000円

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2011年4月21日 (木)

中尾郁夫の『手』

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白磁の肌に、鮮やかな色彩が繊細な筆で描かれる
中尾郁夫先生の器や陶人形。
中国古来の五彩を伝え、新たな独自の世界を拓くため
研鑽を重ねられています。

その気品のある筆使いからは、制作のテーマにされる
「温故創新」の美学を感じます。

日々の作業で指紋が薄くなった小さめの手は、
中尾先生曰く、アーティストの手ではなく「職人の手」
です。

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2011年4月19日 (火)

中尾郁夫  五彩磁「玲瓏」展

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21日(木)から始まります、中尾郁夫先生の作品の搬入を
致しました。

唐子が愛らしい香立て「寶々」を中心に、茶盌やお振り出し
などのお茶道具から、向付や日常使いのコーヒーカップ、
徳利や盃まで、多岐に渡ってご紹介致します。

21日、22日の2日間は、中尾先生もご来廊くださいます。

見事な絵付けの作品を、ぜひご高覧くださいませ。

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2011年4月18日 (月)

中尾郁夫 「寶々」

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昨年の『和樂』12月号に、「大人がときめくのは世界に誇る
天下一品」として、上方銀花の姉妹店である「ギャラリー
一穂堂」好みの作品が掲載されていました。

その中の一点が、中尾郁夫先生のお香立てです。

この度、上方銀花では初めての個展が実現出来ることと
なりました。

瀬戸の洞町で作陶を続けておられる中尾先生の作品は、
器だけに留まることなく、近年、新たな挑戦としてオブジェも
制作しておられます。
写真の、唐子が愛らしいシリーズは「寶々(ぱおぱお)」と
呼ばれ、中国語で愛しい我が子を意味します。
ぷっくりとしたほっぺの唐子にお線香を持たせるとお香立てに、
球や竿などのパーツに持ちかえさせて頂くと、ただ飾られる
だけでも愛くるしい作品となります。

今展は、21日(木)~27日(水)と、なります。
通常より会期が短くなりますが、どうぞお見逃しなく、
ぜひご高覧下さいませ。

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2011年4月17日 (日)

黒椿

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椿は古くからお茶の世界で使用されたり、切り花として
愛され、非常に多くの品種が存在する花木です。

お近くのお客様より、お庭に咲く珍しい黒椿を頂戴して、
水野半次郎先生の徳利に活けました。

黒椿は、江戸時代から栽培されてきた、江戸椿のひとつだ
そうです。
こっくりとした、黒味を帯びた花がとても美しくて、
花言葉の「気取らない優美さ」そのものです。

水野半次郎先生は、5月に個展で新作をお送りくださいます。





水野半次郎
古瀬戸徳利  18,900円

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2011年4月16日 (土)

京の老舗 誉田屋源兵衛の帯展

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聖数「八」に因んだ帯と共に、今回ご紹介しておりますのが
名塩和紙を裁断し、織りこんだ帯です。

兵庫県西宮市北部の山間地 名塩で作られてきた「名塩和紙」は、
蓮如上人によって製紙の技法がもたらされてから500年もの
歴史を持つ国定重要無形文化財で、皇室や伊勢神宮でも
古くから使用されています。
今回、誉田屋さんの帯のために貴重な名塩和紙を提供して
おられるのが、人間国宝の谷野剛惟氏です。

その最大の特徴は、泥を入れて作られる雁皮和紙です。
泥が混ざっているため長い年月を経ても虫がつかず、色も
あせないのです。
この紙がなければ、国宝の修復も出来ないとまで言われて
いるそうです。
白洲正子さんのきものの本でも、和箪笥の中の敷き紙として
登場していました。

他の産地では大量に生産できるように、立って行う「流し漉き」が
一般的であるのに対し、名塩和紙は漉槽(すきぶね)と呼ばれる
箱の前に座って作業をする「溜め漉き」で、熟練の技をもって
しても、1日に僅かしか漉く事ができません。
江戸時代には、「名塩千軒」と言われた紙漉きの里も、現在では
谷野氏を含め、2軒しか無いのだそうです。

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2011年4月15日 (金)

Plants インドの手仕事展

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開催中のPlants展、Plantsワールドのファンの方々が
連日お見えくださっています。

今年のDMにも使用しましたブラウスは、見事な刺繍が
施されています。
着丈が長めで、エレガント。
ムガールの伝統的な文様である蔓や草花の刺繍が、
Plantsさんのセンスで美しく配置されて、光の中に美しい
陰影を演出します。

誰しもが美しいと感じるものを身に纏う幸せは、女性に
とって、贅沢な喜びであることでしょう。

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2011年4月14日 (木)

ベルパッソ 捧恭子のオーダーの靴

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昨年のオートクチュール展の折に、お客様よりオーダーを
頂きました「ベルパッソ」捧恭子先生のお靴が、ステキに
出来あがってきました。

サンプルではベージュのボディに、甲の部分のドレープの
裏側がカーキのお靴でしたが、
場所やシーンを選らばずに履ける一足をと、黒の皮で
ドレープの裏は黒のバックスキンでご注文を頂きました。

以前にお求め頂いたお靴も、足にやさしく履き心地がいいと
おっしゃって頂き、お洒落を楽しんでおられるご様子に、
とても嬉しく思っています。

作家さんご自身が外反母趾で悩んでおられた経験をお持ちで、
足にあったお靴を作ることを目指して制作しておられます。
デザインの美しさと履き心地の、どちらにもご満足頂けるような
作品です。

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2011年4月12日 (火)

京の老舗 誉田屋源兵衛の帯展

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「八雲」

八雲立つ  
出雲八重垣
妻籠みに
八重垣作る
その八重垣を

日本神話においてスサノオが詠んだ、我国初の和歌です。
「八雲」は「弥雲」。
「弥」は「いや」で、ますます・もっと・さらに を
意味しています。

渦を巻きながら立ち上る雲気は、さまざまな吉祥が実現する
可能性を示し、「ますます発展する」「さらに繁栄する」吉祥文で
あります。 


NHK「男前列伝」で、現代の光悦と呼ぶべき人物として登場
された、誉田屋10代目・山口源兵衛氏の研ぎ澄まされた
感性から生み出される逸品帯の数々を、ぜひご高覧ください。  

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2011年4月11日 (月)

桜並木

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上方銀花のご近所、長瀬川沿いの桜並木が今年も薄紅色に
染まり、盛りを迎えました。
昨日は好天の日曜日とあって、大勢の方が満開の桜を愛でて
おられました。
今日の雨が、花散らしの雨にならなければいいな、と
もう少し今年の桜を楽しみたい気持ちです。

桜といえば…

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與兵衛桃林堂さんの桜餅、
桜の葉の塩気が、美味しさを引き立てます。

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かわいい桜の花の塩漬けがのせられた、
たねやさんの桜のおまんじゅう。


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菓匠庵白穂の桜爛漫のあんこのお菓子。
中は、栗や白餡の層になっていて、切り口もきれいです。


目ばかりでなく、嬉しい楽しみがたくさんです。

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2011年4月10日 (日)

京の老舗 誉田屋源兵衛の帯展

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誉田屋さんの暖簾の由来は、誉田八幡宮(応神天皇陵)に
あるのだそうです。
今年は、第15代 応神天皇千七百年紀にあたります。

応神天皇がお生まれになられた時、それを祝福して天から
八本の幡が降りてきたことから、応神天皇が八幡神・
八幡大菩薩とされています。
また、機織りの技術を得るために呉の国から呉服媛(くれは
とりのひめ)、漢織媛(あやはとりのひめ)らを招き、日本に
おける織物の礎を築かれたのが誉田別尊(ほむたわけの
みこと)すなわち、応神天皇であるのです。

八幡の「八」、吉祥の起源である聖なる数「八」を中心にすえ、
千代に八千代に継ぎにしものとして、きもの本来の意味を
踏まえて作られた帯をご紹介しています。


写真の帯

「八宝八彩文」

八の宝物
相集い
組み合わさるは
目出度きこと
この上なし
芽出度きこと
山盛りなり

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2011年4月 9日 (土)

Plants インドの手仕事展

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Plantsさんの展覧会、新たなお洋服やアクセサリーも
追加で出品頂いています。

ブロックプリントのワンピースやスカートなど、シルクスクリーン
などによる印刷にはない、素朴で生き生きとした面白い魅力が
あります。
小さな木版を何回も生地の上において柄を写し取っていくので
ところどころ濃くなったり、かすれがあったりして生地の表情が
豊かになり、手仕事の良さを感じます。
力を込めて木版を押していく職人さんの手は、繰り返しの作業を
重ねて皮が硬くなっているのだそうです。
インドでも、手間のかかるブロックプリントによる染めは段々と
少なくなってきているようです。

Plantsさんは、明日も在廊くださいます。

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2011年4月 8日 (金)

京の老舗 誉田屋源兵衛の帯展

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3号店のPlants展と同時開催で、明日より誉田屋源兵衛の
帯展が始ります。

京都でも一、二を争う老舗の帯問屋「誉田屋源兵衛」。
永い歴史を重ねてなお、今を、もっと先の時代を見据えた
ものづくりのために、日々研究を重ねておられる当代・
十代目山口源兵衛氏の感性は、NHKの人気番組である
「美の壺」「男前列伝」でも注目を集めました。

心を捉えて離さない、はっと息をのむような帯や着物の数々は、
磨かれた意匠に溢れています。
誉田屋源兵衛ならではの美意識をぜひご高覧くださいませ。

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2011年4月 7日 (木)

Plants インドの手仕事展

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3号店にて、「Plants」インドの手仕事展が明日よりスタートです。

毎年人気の高いチカン刺繍のブラウスやストールを始め、
着心地のいいお洋服やシンプルなアクセサリーが届いています。
今年は、ベッドカバーやテーブルセンターになる絣のマルチカバーが
豊富にそろっています。

飾りつけの最中にも、毎年楽しみにお待ちくださっているお客様方が
お立ち寄りくださいました。
本当に、有難いことです。
会期中にもアクセサリー等をご追加くださることになっていますので、
お越し下さるごとに新たな楽しみがあるはずです。

「Plants」のデザイナーさんは、9日(土)、10日(日)にご来廊くださいます。

ご試着室もご用意して、皆様のお越しをお待ちしております。

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2011年4月 5日 (火)

Plants展 と 誉田屋源兵衛展

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春の恒例の展覧会がふたつ、今年も始ります。

8日(金)から3号店にて、『Plants』新作コレクション展が
スタート致します。
今年は例年よりも早く、ご紹介させて頂けることになりました。
肌触りが心地よいシャツやブラウスを初め、さらりと着こなして
頂きたいワンピースや、パンツ、パーティーを華やかに演出し、
花冷えの時期にも活躍するチカン刺繍のストールなど、
ぜひお手にとってご高覧くださいませ。
シンプルなシルバーアクセサリーも豊富に揃います。


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9日(土)からは、京都の老舗『誉田屋源兵衛の帯』展を
2号店ギャラリーにて致します。
今展では、吉祥の起源である聖なる数「八」を中心にした、
新作の帯や着物をご紹介致します。
「八」は「発」に通じる吉数であり、次の何かを呼び込む数です。
また、発展の可能性を秘めた数ともいえます。
写真の「八重桜」の帯の他、「八雲立つ」や、七宝よりひとつ多い
「八宝八彩文」など、誉田屋源兵衛ならではの美と様式をぜひ
ご高覧くださいませ。


皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

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2011年4月 4日 (月)

額匠・雅土呂の額

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額作家 山本雅俊先生による額装をご紹介いたします。 

お客様のご趣味である見事な手刺しの刺繍の生地を、
額匠・雅土呂 山本先生に額装して頂いたものです。

非常に根気がいるであろう細かな刺繍を刺されるお時間が、
お客様にとっては最高の癒しの時であるそうです。
今までにも力作をバッグにお仕立てさせて頂いたりしましたが、
いつも楽しんでおられるご様子に感心します。

ブルーの女性の刺繍作品は、以前に雅土呂さんに額装を
ご依頼頂いたものです。
今回、赤い男性の刺繍も出来上がったとのことで、前回の
額と対になるものをと新たに額装のご依頼を頂きました。
雄大な自然を描いた刺繍と、額の色合いがよくマッチしています。

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2011年4月 3日 (日)

福田正孝の世界

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福田先生の展覧会には、岡山や姫路などご遠方から熱心な
お客さま方にお出かけ頂いています。
今年で創刊26年という「ナイフ・マガジン」を、創刊号から
愛読されている方々も沢山おみえでした。

作品に使用する素材のお話を伺うだけでも大変興味深いの
ですが、現在では輸入に規制がかかって手に入らないという
貴重な素材もあるようです。
マンモスやセイウチの牙などの化石には夢がありますし、
スタッグやマザーオブパール、ウッドにしても、天然の素材には
同じものがふたつとなく手にすることの喜びが増します。

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岐阜の関からお越しくださったお客様に頂いた、「ペイザン」と
いうお店の美味しいパン。
お客様方が、福田先生の作品に対する思い入れを目を輝かせて
熱っぽく語られる様子はまるで少年のようで、私共も教わることが
沢山で楽しいお時間を頂きました。

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2011年4月 2日 (土)

福田正孝の『手』

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M.Fukudaと刻まれた、丹念に作られた美しいブレイドと、
素材の魅力を存分に活かした手に馴染むハンドルは
この手から生み出されます。
繊細で緻密な仕事をこなす、福田正孝先生の『手』です。

金属であるブレイドには滑らかさを感じ、スタッグや象牙、
木などでつくられたハンドルはしなやかな感触です。

今日も福田先生のナイフがお好きな、熱い方々がお越しください
ました。
根付の作家さんや、ナイフの作家さん、包丁や日本刀の鍔の
職人さんまで。
ナイフ談議に花が咲き、お話を伺うほどに福田先生の仕事の
奥の深い美しさに感動をおぼえました。

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2011年4月 1日 (金)

多田利子 五月人形

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多田利子先生の九谷焼の五月人形など、節句のお飾りが
入荷しております。

子供武者や兜、鯉幟など、女性作家らしい優しい色合いと
かたちが面白く、ウインドーに展示していると、通りかかられた
皆様が思わず笑顔で立ち止まって下さいます。



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こちらは、同じく多田利子先生の小皿です。
兜を始め、飛行機、ショベルカー、はしご車のおとこの子が好きな
乗りものをモチーフにした楽しい絵付けの作品です。

多田利子

子供武者揃 14,700円
兜・ついたて  6,825円
こいのぼり   2,310円
小皿      1,050円

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