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2011年3月11日 (金)

『幸せの 桜 宴』展 河井久

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『幸せの 桜 宴』展 初日に、河井久先生がご来廊くださいました。

いつも変らぬ笑顔が素敵な作家さんです。

京都・五条坂で、大叔父にあたる、在りし日の河井寛次郎先生の
もとで修業をなさった河井久先生ですが、偶然にも50年前の今日、
3月11日に郷里である島根県の安来から京都へと出られたのだ
そうです。
当時のことを記した寛次郎先生の日記にも、「午後、安来より
久が母とともに来る」という内容が書かれているそうです。

呉須や辰砂、灰釉、鉄釉などの釉薬を用いた久先生の作品は
いつもみずみずしく、健康的な大らかさを感じさせます。
寛次郎先生、次いで河井武一先生より受け継がれた、河井家
伝統の精神は、久先生のお二人のご子息にも脈々と流れています。

河井久

桜紋鉢        42,000円
灰釉桜紋皿   6,825円 

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