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2011年2月14日 (月)

上方「銀花」アーカイブス 島岡達三

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島岡達三  地釉縄文象嵌組皿

2005年に、上方銀花で開催致しました「人間国宝 島岡達三・作陶展」より、
早や6年あまりが経とうとしています。

益子焼の第一人者としてその偉業が認められ、1996年に重要無形文化財
保持者(人間国宝)に選ばれた島岡達三先生。
師・濱田庄司翁より受継がれた精神をさらに発展させられ、民藝の真髄を
見据えた作陶に励まれました。

精力的に創作活動を続けてこられた陶業60年を振り返る展覧会として、
当時85歳を過ぎられた島岡先生にもご来廊頂き、沢山のお客様に
ご高覧頂きました。
縄文象嵌や塩釉、赤絵など円熟した作品を展示させて頂いたことは、私どもに
とってとても名誉あることであると同時に、いつも心の支えであってくれたように
思います。

2007年に天寿を全うされた島岡先生は、今でも陶芸を志す人の目標であり、
多くのファンの心を魅了しています。

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