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お正月の初釜などのおめでたいお茶席で好んで使われる、「ぶりぶり香合」。八角形の槌のような形に、松や鶴、尉と姥などの縁起物が描かれたものをよく目にしますが、こちらは桃が描かれており、桃の節句のお茶会にも重宝していただけそうです。
もともとは、江戸時代に遊ばれた木でできた玩具「振り振り」を模したもので、玩具の八角形の本体に車がついており、紐を引っ張るとぶりぶりと音が鳴ることから、「振り振り」と呼ばれるようになったといいます。
仏師である久保田御季代さんの、彩色と截金が施された美しい作品です。
久保田御季代 「ぶりぶり」 147,000円
2011年2月 8日 (火) 常設作品いろいろ | 固定リンク Tweet
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