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2011年2月 8日 (火)

ぶりぶり香合

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お正月の初釜などのおめでたいお茶席で好んで使われる、「ぶりぶり香合」。
八角形の槌のような形に、松や鶴、尉と姥などの縁起物が描かれたものを
よく目にしますが、こちらは桃が描かれており、桃の節句のお茶会にも
重宝していただけそうです。

もともとは、江戸時代に遊ばれた木でできた玩具「振り振り」を模したもので、
玩具の八角形の本体に車がついており、紐を引っ張るとぶりぶりと音が鳴る
ことから、「振り振り」と呼ばれるようになったといいます。

仏師である久保田御季代さんの、彩色と截金が施された美しい作品です。

久保田御季代 「ぶりぶり」   147,000円

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