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2011年1月13日 (木)

初春のお着物

お年始にお着物姿でご来店下さったお客様がたの、素敵な
お姿をご紹介致します。

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洛風林の、お正月の装いに相応しい松竹梅の袋帯に合わせて
下さった帯留は、森暁雄先生ブローチです。鼈甲の笹の上に、
象牙の愛らしい雪兎がのっています。真っ赤な目はさんご
で作られています。鳥獣戯画の兎の姿を写した鼈甲のかんざしと
共に、今年一年、活躍してくれることでしょう。
誉田屋源兵衛のお着物は、インドのマハラジャだけが着る事が
出来たという幻の黄金色の繭・ムガの糸で織られた訪問着です。
お写真では分かりませんが、細かな型で亀の文様が染められて
います。
お顔映りのいい色のお着物が、とてもよくお似合いです。

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こちらのお客様は、淡いお色目のお着物に、柳崇先生の吉野
格子綾織の帯をなさった清々しいお姿です。柳先生が心を
尽くして染め上げられる、草木染ならではの上品なグリーンと
茶系の色が、糸の持つ光沢と相まって品があって力のある帯
になりました。

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