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2010年1月26日 (火)

鶴屋吉信「福ハ内」

100126

このうまき
大多福豆を
めしたまへ
よはひをますは
受合申す

文人、富岡鉄斎氏が「福ハ内」に賛を付されたそうです。
明治生まれの「福ハ内」は、立春を寿ぐ縁起もののお菓子です。
見るだけでほっほり笑顔になるような、福々しくかわいらしい淡い黄色の桃山製のお多福豆は、益々繁昌を意味する桝の容器に盛られています。
年末から節分までの、期間限定のお菓子だそうです。
福の多い年を願って頂きました。

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