1号店模様替え
1号店も、ゆっくりと寛いで常設作品をご覧いただける空間を設えました。
開催中のアンティークジュエリーとアールヌーボ展にお越しくださりありがとうございます。
ルネ・ラリック作のグラスなど、稀少なアンティークも届いており、買い付け時が今までにない円高でしたので、今回は大変お求めやすい価格でご紹介しております。
3号店では、「日本の骨董展」同時開催中です。
3号店に琉球畳を敷いて和室にリニューアルしました。
現在、柳崇先生の吉野格子の帯や縞の着尺、人間国宝・平良敏子さんの芭蕉布の帯、洛風林の帯、結城紬、夏物着尺や帯揚・帯締など置いています。
奥の掛け軸は、陶芸家の辻村史朗先生による書です。
アンティークジュエリーとアールヌーヴォー展、開催中です。
アンティークは世界中で流通数が減少していて、年々入手が困難になってきているそうです。
そんな状況の中ですが、今回も凄腕のバイヤーが何度も買い付けに出かけ、揃えた選りすぐりのものがたくさんきています。
黒門市場に本店がある果物屋さんのロールケーキ。
さすがは果物屋さんだけあって、フルーツがごろごろ入っています。
生地はふわふわ、ホイップクリームとカスタードクリームもたっぷりで、上品な甘さが嬉しい食べ応えのあるロールケーキです。
お店の前のカサブランカが、美しく花開きました。
いつもお世話してくださる方がいて、その方の愛情のおかげでとっても立派な花で華やかです。
感謝しています。
明日から「アンティークジュエリーとアールヌーヴォー展」が始まります。
永い時を経て、更に美しく輝くアンティークの魅力をお楽しみくださいませ。
「ダロワイヨ」のマカロンです。
外側はカリっとしていて、中はしっとり柔らかい香り豊かなマカロン。
自家製のパードダマンドをベースにメレンゲを加えて作られるそうです。
コンフィチュールが挟んであったり、色んなフレーバーのカラフルでかわいいマカロンには、箱を開けた瞬間から心がときめくようでした。
チカン刺繍のブラウス 36,750円
ブラウス全体にチカン刺繍が施されており、濃い目のインナーを着ると刺繍の文様が映えます。
インドのマハラジャも着用しているデザインとか・・、ゴージャス感があります。
「Plants インドの手仕事展」は、本日が最終日となりました。
ベッドカバー(シングルサイズ) 19,950円
美しいカットワークのベッドカバー。
ソファーカバーや、壁かけなどのインテリアとしても活躍しそうです。
全面に緻密なカットワークが施され、見事というほかありません。
インド北東部ウッタルプラデーシュ州の州都ラクノウに伝わるインドの伝統刺繍。
18世紀、ムガール帝国の衰退後、アワド王国を建てたナワープはダッカ(バングラデシュ)より刺繍職人を招きその振興に力を尽くしました。
ラクノウはイスラム文化の中心地であったためチカン刺繍は文様などにその影響を受けました。
上質な白木綿地に繊細な花模様やペイズリー柄を白木綿糸で刺すのがチカン刺繍の代表的なものです。
その技法は約30種類くらいあり、現在ではシャドーワークやオープンワークなどの約20種類の技法が使われています。
チカン刺繍ストール 115,500円
大判のチカン刺繍のストールの一部分です。
インドでも特別、腕のいい職人さんがおひとりで半年もの時間をかけて刺繍を施したものです。
刺繍が非常に丁寧で繊細で、ぜひ実際にご覧頂きたい逸品です。
針仕事は、インドでは女性だけに限られたお仕事だそうです。
早ければ3歳ぐらいから針を持つそうですが、熟練するには相当な時間と経験がかかります。
このストールの職人さんも50代の女性だそうです。
毎回大好評のPlants展、昨日より開催しております。
上質なコットンやリネン、シルクの生地でつくられたブラウスやストールなど、肌に心地よく、これから夏にむけて欲しくなるものばかりです。
Plantsのデザイナー(オーナー)が、明日(6月13日)と明後日(6月14日)は在廊してくださる予定です。
先週のお宅拝見の続きです。
佐藤透先生のコアガラス。
マットないろガラスとその表面に立体的に施された草花の装飾に日差しが透けて、なんともいえないぬくもりを感じます。
コアガラスをのせておられる家具は一閑張で、これも随分前に上方銀花でお求めくださいました。
「春の里山」
F3 板絵
「ゴーフラージュ 狐」
赤い狐は、繰り返し描いてこられたモチーフのひとつです。
子供のころ、大好きなおばあ様が聞かせてくれる創作お伽話が楽しみで夢中になっておられたのでそうです。
このお伽話に登場する主人公の代表格が狐で、時間を飛び越えて今、瀬本容子先生の絵の中に入り込み、ふと立ち止まっているようです。
今回はゴーフラージュ(人形)の赤いきつねも展示しております。
瀬本容子先生は額縁も絵に合わせて自作されます。
木地を彫り、金箔を張る額縁の制作プロセスは板絵テンペラ画と共通した部分が多く、最初は研究の意味をかねて始められたそうです。
金箔を置いただけで額が光りすぎてしまうので、絵の邪魔にならないよう絵の色に合わせて金たわしで箔を削ります。
絵と額の両方を制作されると、本当は絵と額はある意味で共通次元で制作しなければならないとよく感じられるそうです。
瀬本容子先生の絵の中のもう一つの色として、黄金色があげられます。
ほとんどの作品に金箔を用いておられますが、板絵は画面に最初に金箔を置き、ガラス絵では逆に最後に金箔押しをされます。
金箔には、そのものの輝きと、他の色への反射によるもうひとつの次元の色との相乗効果がみられます。
「花のサラバンド」
F3 板絵
-画業50周年記念-瀬本容子装飾絵画展
「矢車草の咲く庭」
「ばらが咲いた」
瀬本容子先生が意識して使われる色は、ブルーと赤とセピアです。
ブルーの中で最もお好きな、気持ちに合った色がラピスラズリのブルーで、天然の宝石であるラピスラズリの原石を微粉状にして、自ら幾通りかの段階の青味の色を作られます。
また、セピアの色も瀬本先生のお手製。築地などでイカ墨を購入し、約一週間近くくるみの灰汁と煮るのだそうです。
その他の色についても、とにかく色が美しいとの理由から出来るだけ天然の材料を使っておられます。
画業50周年を迎えられた瀬本容子先生の金地テンペラ画は、中世の装飾美にみられる聖性と、至福感にあふれています。
宝石から自作した画材や金箔をふんだんに用いて描かれる花や人物は、見る者をバロック音楽を聴くような甘美な世界へと導いてくれます。描かれる人物像は、どこか瀬本先生に似ているようです。
若き日の有元利夫氏は、瀬本先生のもとで絵画の楽しみを学ばれたひとりです。
矢澤金太郎さんの家具で統一されたダイニング。
矢澤金太郎さんの家具はデザインが素敵なだけではなく、収納機能も優れています。
お料理の腕前はプロ級のお方なので、上方銀花で選んでくださった器もたくさんお持ちなのですが、それがすっきりと納まっていました。
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