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2009年2月

2009年2月28日 (土)

七代目 水野半次郎 作陶展

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お客様から、「食べるには薹が立ち過ぎたので…」と頂戴した蕗の薹。
水野先生の緑釉の花器に活けました。

「水野半次郎 作陶展」

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2009年2月27日 (金)

七代目水野半次郎の『手』

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 「雑器、されど雑器。」
7代目水野半次郎氏は言います。
作り手が自分の驕りでつくるものではない。
使う人が満足するものをつくる。
手づくりで工業製品を焼き、やきもので可能なあらゆるものをつくり、全国の家庭の必需品をまかなっていたのが本業窯でした。
単なる雑器にすぎないものだったろうけど、技術からみたら、とてつもなくすごい世界です。
瀬戸焼は分業制です。
絵付けの人は、たかが線を書くだけに一生をかける。
土をつくる人は、安定した土をつくることに心骨を砕く。
そうして長い時間をかけて身につけたことは、そう簡単に真似のできるものではありません。
同じものは常に同じにつくる。
それが瀬戸焼の素晴らしさです。

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2009年2月26日 (木)

NHKドラマスペシャル『白州次郎』 樟徳館ロケ

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  明後日、2月28日土曜日21時~NHKドラマスペシャルで、白洲次郎のドラマが放映されます。
昨年の夏に、ここ東大阪の大阪樟蔭女子大学の樟徳館でロケが行われたとのことで、白洲次郎さんが幼少期から青年期を過ごした家として樟徳館が登場するようです。
樟徳館は、樟蔭学園の創始者・森平蔵氏の邸宅として建てられた木造建築で、三陸・木曽・吉野・日向などから木を取り寄せ、全国から棟領を呼び寄せて技術を競わせ、今では登録文化財に認定されています。

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2009年2月24日 (火)

瀬戸本業窯 水野半次郎作陶展 講演会

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 このブログでもご案内しましたが、2月21日(土)14時から、上方『銀花』では初の個展となる7代目水野半次郎氏による講演会を開催しました。
 当日は多くの方にご参加いただき、「瀬戸石皿の魅力について」その歴史や材料、作業工程など、とても興味深いお話を伺うことができました。
傍らでは、7代目の奥様が講演に合わせて資料などを見せてくださり、ぴったり息のあったご様子で、ご子息の8代目水野半次郎氏もご夫人とこの講演会のサポートをしてくださり、ご家族で瀬戸・本業焼の伝統を守り受け継がれている姿勢がうかがわれました。
このことはご講演のなかでもふれられ、伝統を継承していく御苦労や、先代から伝わる技術の素晴らしさなどをお話ししてくださいました。
氏の驕ることのないお人柄は、本物の達人だと感じるものがあり、素晴らしいご講演でした。

「水野半次郎 作陶展」

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2009年2月23日 (月)

美濃焼小田井窯 「楽々絵」シリーズ

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 美濃焼の小田井窯より新入荷の「楽々絵」シリーズ。
平皿、スープ皿、ベリー皿、コーヒーカップなど色々と届きました。
深みのある瑠璃色の模様がきれいな、南欧風の丈夫で和洋にお使い頂ける器です。

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2009年2月22日 (日)

七代目 水野半次郎 作陶展

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 瀬戸本業窯の『赤』は、工房の隣の山でしかとれない土を使い、灰釉は赤松の灰を使っています。
この色は、白州正子さんの好んだ赤でもあります。
東京町田にある旧白洲邸『武相荘』には、先代の水野半次郎氏の、この赤の作品も展示されているそうです。

「水野半次郎 作陶展」

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2009年2月21日 (土)

七代目 水野半次郎 作陶展

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 瀬戸本業窯で使われる釉薬は、今もなお、天然灰を使っています。
安定的にこれらの色を出すことは、瀬戸の水野半次郎氏だからこそなし得ることです。

 天然の材料は季節によって色の出方が違ってきたり、色むらができたりするため、扱いが非常に難しく、その材料の入手も困難なため、すべて天然のものを使うということは非常に難しいことです。
 そして、粘土を水で溶いたものに天然の灰を加え、攪拌し、不純物を取り除く工程を何度もくりかえし、乾燥させたものを使うという、非常に時間と手間のかかる作業です。
 例えると、有機栽培のお野菜作りのようなものです。

「水野半次郎 作陶展」

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2009年2月20日 (金)

アキオ・モリの『手』

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 ジュエリーデザインの製作を始められてから40年を超えて、なお、意欲的に活躍なさっています。
氏のつくりだすジュエリーは、時流、年代を越えて、母から娘へ…二代、三代に渡って使い続けることができるジュエリーです。
「もっと美しいもの」との想いから、次々と新作も発表なさっています。

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2009年2月19日 (木)

水野半次郎氏 講演のお知らせ

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「水野半次郎 作陶展」

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2009年2月16日 (月)

小田井窯 楽々絵(らくらくえ)シリーズ

小田井窯 楽々絵(らくらくえ)シリーズが新しく入荷しました。

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2009年2月15日 (日)

ブローチの位置

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 ブローチの位置は、高い(肩に近い)ほどフォーマルで、低いほどカジュアルになるそうです。

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2009年2月14日 (土)

ガトーラスク「グーデ・デ・ロワ」

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 ガトーラスク「グーデ・デ・ロワ」は、バターの芳ばしい風味のぜいたくなラスクです。
 ホワイトショコラは、ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」の片面にホワイトチョコレートがコーティングされています。繊細なチョコレートを使用しているため、10月10日から5月上旬までの限定販売です。
 このお菓子の名前の由来は、フランスでお茶会のことを「グーデ・デ・ロワ」(王様のおやつ)といい、ぜいたくで楽しいこととされているところからきているそうです。

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2009年2月13日 (金)

AKIO MORI 作品

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 人気の、鳥と木の実のシリーズ。
象牙に金蒔絵、赤い木の実はさんごです。
(銀蒔絵のものもございます。)
ブローチは、帯留や髪飾りにお使い頂いてもステキです。

「オートジュエラー森暁雄の世界」

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2009年2月12日 (木)

AKIO MORI 作品

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森先生のカメオのデザインには、定評があります。

写真のカメオはコンクシェル。

ほんのりかわいいピンク色です。

フレームは象牙です。

アンティークやお手持ちのカメオに、新たに象牙やべっ甲で森先生にフレームをリフォームして頂くのも一案です。

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2009年2月10日 (火)

AKIO MORI 作品

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 ブローチ以外にも、帯留や髪飾りとしてもお使い頂けるデザインのものも沢山届きました。
帯留や髪飾り用の特別な金具もご用意しております。 

「オートジュエラー森暁雄の世界」

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2009年2月 9日 (月)

AKIO MORI 作品

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 真珠のネックレスの前にはプレートが付いており、お好みのブローチを付け替えて、ペンダントトップとして楽しんで頂けます。
写真のブローチは、象牙に金蒔絵、パールとエメラルドをあしらった華やかな作品です。

「オートジュエラー森暁雄の世界」

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2009年2月 8日 (日)

新作

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 今回DMに使った新作で、パリのルーブル美術館でも展示されるご予定とのこと。
べっ甲を贅沢に使い、首に美しく沿うように考えられたネックレスです。
やどり木のデザインにダイヤをあしらって…。

「オートジュエラー森暁雄の世界」

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2009年2月 7日 (土)

オートジュエラー森暁雄氏 御来廊

090207tetsuko 090207mikawa  昨日、今日と御来廊くださったオートジュエラー森暁雄氏に、黒柳徹子さんからと美川憲一さんからお祝いのお花が届きました。

「オートジュエラー森暁雄の世界」

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2009年2月 6日 (金)

京都・満月の「阿闍梨餅」

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 京都・満月の「阿闍梨餅」。
阿闍梨様のあじろ笠と餅にちなんで名付けられたそうです。
伝来の技法で練り合わせて焼かれた餅製の皮のしっとり、もちもちとした触感と、丹波大納言小豆の粒餡の調和が非常に美味しい半生菓子です。
阿闍梨とは高僧を意味する梵語が語源で、日本では天台・真言衆の僧位をさすそうです。

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2009年2月 5日 (木)

森暁雄氏 2月6日(金)御来廊

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「オートジュエラー森暁雄の世界」が始まります。
初日の明日は森暁雄氏がご来阪され、上方『銀花』にてお見立てをしてくださいます。

オーダーリフォームも承ります。
森暁雄氏に、ご自身の希望をお話しなさりながらデザインをしていただき、世界でひとつだけの作品が出来上がります。

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2009年2月 3日 (火)

節分

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 いつもお世話になっているお菓子屋さん・與兵衛桃林堂さんより頂戴した、節分のお豆です。
鬼の柄の帯と一緒に写してみました。
お豆には「桃初笑 モモハジメテワラウ」の文字が添えられていました。
節分の次の日は立春。
本朝七十二候の仲春が桃初笑。
桃の蕾が開く、3月11日~15日頃です。
春が待ち遠しいですね。
與兵衛桃林堂さんにも縁の深い桃は、成長が早く短い期間で実をつけるため、生命力があり邪気を払うといわれています。
百(もも)にも重なり長寿につながるので縁起がいいといわれています。
昔々は、桃太郎さんの鬼退治のお話から、節分に固い桃の実を投げて邪気を払ったそうです。

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2009年2月 2日 (月)

菜の花忌

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 2月12日は、司馬遼太郎さんの命日「菜の花忌」です。
生前、司馬さんは菜の花をこよなく愛しました。
司馬遼太郎記念館では、03年から「街に菜の花を咲かせよう」と市民らに菜の花の種を配り、記念館の敷地内でも菜の花忌に間に合うように育てておられます。
先日、記念館の生前の司馬さんの書斎前や通路が、1千本もの花で飾られたそうです。
毎年この時期、周辺の街角にも菜の花のプランターがおかれ、春の香りをふりまいてくれています。

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2009年2月 1日 (日)

春、みっけ。

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春は、もうすぐそこまで来ているようです。

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