上方『銀花』 秋の文楽鑑賞会その2
夜の部開演は16時。
衣裳部屋を後にして、席に向かいました。
本朝廿四孝は「五世豊松清十郎 襲名披露」演目で、 襲名披露口上がついていました。
文楽の襲名披露口上は歌舞伎と違って、真ん中に正座した披露される清十郎さんは一言も発しない、まわりに座る住太夫さん、寛治さん、蓑助さん、勘十郎さんが厳かに口上を述べるだけのものでした。
そして「十種香の段」が始まると一転、清十郎さんが主遣い(おもづかい)を務めるヒロイン八重垣姫が登場して、華麗な舞台に私たちは惹きこまれていきました。
「奥庭狐火の段」では、狐の霊力を借りて憑依した八重垣姫が、身体が宙に浮いて激しく上下、回転する、人形ならではの見せ場が繰り広げられました。
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