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2008年5月

2008年5月31日 (土)

記念品に ロゴ入りカップ

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080530_8   先日、八尾うぐいすライオンズ様のご依頼で、記念品をご用意いたしました。

山中塗りの桜のビアカップにライオンズマークをお入れし、オリジナルのカップになったとお喜び頂きました。

 記念品、贈答品等、ご注文承ります。

お気軽にご相談下さいませ。

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2008年5月29日 (木)

衣替え

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衣更えという習慣は平安時代から始まったようです。

当時は中国の風習にならって4月1日と10月1日で、6月1日と10月1日になったのは江戸時代頃からだそうです。

上方『銀花』でも夏のしつらえにしました。

夏のお着物やガラスの器など取り揃えてお待ちしております。

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2008年5月26日 (月)

倉敷ガラス 小谷真三の仕事

 日本を代表する工芸品のひとつ、倉敷ガラスは小谷真三氏が創りだしたものです。

手づくりの吹きガラスは、無色透明ではなく少しくすんだ感じの色と風合いが特色で、ガラスなのに柔らかい温もりが感じられます。

使ってみてその良さが実感でき、ひとつ持つとまたもうひとつほしくなるような魅力があります。

 2005年に倉敷芸術科学大学芸術学部工芸学科教授職を退かれた後、78歳の現在も、現役で作家活動を続けられています。

その作品をいくつかご紹介したいと思います。

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2008年5月24日 (土)

父の日

 アメリカ・ワシントン州 J.Bドット婦人の提唱によるものだそうです。

彼女の父は妻に先立たれ、ドット婦人ら6人の兄弟を男手ひとつで育てあげました。

当時すでに母の日が始まっていたため、彼女は父の日もあるべきだと考え、母の日のように父に感謝する日の制定を提唱しました。・・・

 父の日には、お父さんの喜ぶ顔がみたいものです。

お酒好きのお父さんには素敵な酒器やタンブラーなどはいかがでしょうか。

 開催中の「吉田博信 ガラス工芸展」よりいくつかご紹介したいと思います。

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2008年5月22日 (木)

初夏の訪れ

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 お客様から頂いた、大山蓮華を焼き〆の土瓶に生けて…

モクレンに似た白い花が開くのが楽しみです。

初夏の訪れを感じますね。

 花器は、高野山の麓の土を使った、森岡成好作の焼き〆土瓶です。

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2008年5月20日 (火)

吉田博信の『手』

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 「切子という仕事をほどこすことで、素材がいかようにも美しい顔をもつのです。」とおっしゃる吉田博信氏の手は、細くて長い指の左右の人差し指が同じように変形し、左右ともに同じところにタコができています。

左右の手にまったく同じように力が加わっているからこそ、細部にまで神経の行き届いた美しい切子のお仕事が出来るのだそうです。

切子のカットは、全てフリーハンドでなさっています。

 お若い頃は鋭角的なデザインがお好きだったそうですが、最近は曲線的なものが増えて作品が丸くなってきたとおっしゃっておられました。

 吉田先生は、25日の日曜日にもご在廊下さいます。

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2008年5月18日 (日)

吉田博信 ガラス工芸展  2008.5月16日(金)~5月26日(月)

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 伝統工芸の切子細工のデザインに作家のオリジナリティを加えた涼やかな作品です。

日常に使うグラス・酒器から茶器まで揃いました。

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上方『銀花』ホームページ個展情報はこちらです。

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2008年5月17日 (土)

お喰い初め

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 お喰い初めのやり方は地方によって様々ですが、生後100日を区切りにされることが多いようです。

お子さんが大きくなっても食べるのに困らないようにとの、両親・祖父母の願いを込めての日本の良き風習だと思います。

現在は形式にはこだわらずにされる方が多いですが、元々は家紋の入った漆塗りの器にお料理を盛り付けてお祝いしたものでした。

今でもそのようにされる家庭もあると思いますが、プラスチックの器でされる方も多いと思います。

 上方銀花では、お喰い初めに使った器をいつまでも使って頂くことをご提案したいと思います。

子供が大きくなっても、使うことによって、ご両親への感謝の気持ちと物を大切にする心をいつまでも持ち続けて欲しいと願います。

 写真は、西端良雄氏と木田克之先生の器を組み合わせました。

  尾頭付き魚 手前左 西端良雄 輪島塗椿皿 (鯛が普通)

  歯がため  手前右 木田克之 山中塗 小皿 (蛸の足・小石など)

  飯椀    奥左  木田克之 山中塗 朱飯椀 (赤飯など)

  汁椀    奥中  西端良雄 輪島塗朱椀 (はまぐりのお汁など)

  煮物椀   奥右  西端良雄 刷毛目平椀 (かぼちゃの煮物など)

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2008年5月16日 (金)

「食育」について

 昨今、よく耳にするようになった「食育」について。

 「食育基本法 」という法律が 平成17年6月10日に成立しました。

 「食育」とは

 食材や食品、調理といった「食べる事」に始まり、マナーや伝統といった「文化」、更には自給率や国際的な食糧問題などの時事問題に至る「食」に関する多岐に渡った分野についての「教育」を指しているそうです。

 上方「銀花」の人間はみな食べることが大好きです。

上方「銀花」に来てくださる方々も、みな食べることも作ることも大好きで、日本の文化を深く理解され、さまざまな社会問題にも関心をもっておられる方ばかりです。

 私共は、お客様から本当に多くのことを学ばせていただいております。

 これからの日本を担う子供たちにも、しっかりとしたつくりの食器で、食卓マナーやバランスのよい食べ方を学んでもらえればと思い、上方「銀花」では小さいサイズの食器類をご用意しました。

 作家が想いをこめてつくった作品です。

大切に使うということも学んでもらえればと思います。

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2008年5月13日 (火)

野口のお風呂敷

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 新入荷の作品、野口のお風呂敷です。

 お祝いやお土産を届けるとき、ちょっと和様の美意識を忘れず、こんな遊び心のある、五節句のお風呂敷はいかがですか。

1月7日・人日 お正月を楽しむ子供のおもちゃ

                              (赤地と黒地があります)

3月3日・上巳 お雛様へのお供え物と女の子の遊び道具

                                 春の息吹を伝える柳の新芽と桃の花

5月5日・端午 男の子の健やかな成長を祈る節句の幟と遊び道具

7月7日・七夕 夏の夜空を飾る星座(ひこ星と織姫と白鳥座)                                        七夕飾り(短冊と五色の紐)

9月9日・重陽 菊の花と長寿を祈る菊酒の杯

気楽にお使い頂けますお値段(2千百円)ですので、お重やお菓子などをお包みしてそのままご一緒に差し上げるのも一案です。

お箱入りのギフトも承ります。

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2008年5月12日 (月)

小阪界隈① 「司馬遼太郎記念館」

 小阪散策に、まずご紹介したいのは「司馬遼太郎記念館」。

平成8年にお亡くなりになって、同年に記念館が建てられました。

安藤忠雄さんの設計です。

お庭の四季折々の木々に気持ちよく迎えられ、建物に入ると大きな大きな壁一面の書架に驚かされます。

 司馬遼太郎さんがお元気なころは、お散歩の途中によく上方『銀花』にも立ち寄ってくださったそうです。

人と人との触れ合いのある、この小阪のまちがお好きだったとのこと。

ゆかりのあるお店がいろいろあります。

 これから時々、小阪界隈のお店なども、このブログでご紹介する予定です。

 皆さんも、お天気のいい日に小阪のまちにいらしてください。

上方『銀花』にも、どうぞお立ち寄りくださいませ。

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2008年5月 9日 (金)

輪島塗西端良雄の器

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 これは、オーナーの順子さんが愛用している輪島塗西端良雄氏の器です。

ときには、インスタントラーメンもこの器で食べています。

 長い年月(10年くらい・・)のあいだに、こんなに艶やかでいい味わいがでてきました。

 西端良雄氏の作品は、丈夫で使いやすく手入れも簡単です。

漆器は、熱いお料理をいれても熱が外側に伝わらないのでとっても使い易いのです。

もし落として欠けてしまっても、西端先生が丁寧に直してくださいます。

西端氏はとても実直な方で、小さなところにも決して手を抜かない、それがそのまま作品にもあらわれています。

 この器はこれから先、もっともっと深い味わいがでてくるのでしょう。

スタッフ 片山

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