五月人形
あやめの花が美しい季節、5月5日は端午の節句です。
古来、邪気を払うため菖蒲や蓬を軒に差し、粽や柏餅を食べます。
菖蒲と尚武の音が通じることから近世以降は男子の節句とされ、甲冑・武者人形などを飾り、庭前に幟旗や鯉幟を立てて男子の成長を祝うようになりました。
現代の住宅にもあう、手のひらに乗るかわいらしいサイズの五月人形をご紹介致します。
床の間や玄関先など、場所を選ばずに飾っていただけます。
松本鉄山「一刀彫兜」26,250円
杉原茂夫「三つ揃」18,900円
「鯉幟と吹流し」21,000円
「九本立枠飾り」29,400円
杉原茂夫氏は、日本で唯一人の「江戸玩具職人」です。
8代将軍・吉宗の頃に贅沢禁止令が出され、庶民は派手なものや大きな玩具で遊ぶのを慎まなくてはいけなくなりました。
職人たちは工夫をこらして同じものを小さく作るようになり、これが、江戸玩具の始まりとなりました。
杉原氏のお飾りは、知恵と遊び心をこめた、丁寧で贅沢な細工です。
松本鉄山氏の一刀彫の兜は、彩色に純金箔を使用した本格派。
華やかさと上品さを兼ね備えています。
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