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2008年4月16日 (水)

京繍 長艸敏明の仕事

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お写真は、先日お客様よりお預かりいたしました、長艸敏明先生作の京繍のお振袖です。

長艸先生は、京都・西陣の地の、黒い麻に白く「繍司」と染め抜かれた暖簾の奥の仕事場から、日本の美しい四季に彩られた美しい作品を生み出されます。

10年ほど前に一目惚れなさり、お孫様の成人式のためにお求めくださったものです。

今回、別のお孫様がお召しになられることになり、寸法直しの為にお預かりいたしました。

一針一針繍われたお着物は、10年の時を経ても新鮮味があり、その、高い精神性に裏打ちされた見事な技には、圧倒されるほどでした。

私たち日本人は、素晴らしい伝統と芸術を受け継いでいます。

このような素晴らしい作品に出会える度に、日本人であることの誇りと喜びを感じます。

人の手によって創り出される美しい仕事を、次の世に残し、伝えていくことの大切さを改めて感じました。

また、上方銀花では、お着物の悉皆を承っております。

お仕立て直し、染め直し等、何なりとご相談くださいませ。

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