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2006年5月

2006年5月22日 (月)

おかや木芸のけやきのスプーン -常設-

Photo_7   木製のスプーンの良さは口当たりの良さと金属スプーンのような微妙な味の変化が無いことです。特にカレースプーンなどは木の良さがよくわかります。
島根県のおかや木芸のスプーンは欅(けやき)に拭漆(ふきうるし)仕上げで体にも安心です。ティースプーンからオタマまで大きさも色々。一度使うと手放せなくなります。

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舩木倭帆(ふなきしずほ) -- 二彩花瓶 --  常設

Photo_6  吹きガラスの巨星 舩木倭帆氏の作品です。
思わず手にとって日にかざしたくなる優しい色とモダンな形は吹きガラスに携る方にとっても大きな目標です。
普段はなかなか作品を見ることは出来ませんが心に残る作品のひとつです。
 8/27日まで京都のアサヒビール大山崎山荘美術館で200点程展示されていますので、関西周辺の方は一度訪ねてみられてはいかかでしょう。
美術館の建物共々感動されると思います。  
                                  

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河井 久(かわいひさし)のやきもの -常設-

2_3 1_5  河井寛次郎・武一氏に師事した河井久氏の作品です。この写真は「用の美」展という企画に出品頂いた時のものです。楽しくなるような色付けとモダンな形が持つ安定感は陶芸家の家系を受け継ぐ真面目な姿勢に現れています。

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西端良雄の漆器 -常設-

Photo_8  毎日使える輪島塗を作る西端氏の一番人気は椀物です。ロクロ挽きの名手である氏のお椀は光沢と蒔絵のよく見かける輪島塗とは異なり華麗さこそありませんが、実質本位で毎日の食器と同じように使っていただけます。輪島塗器のお約束の布キセもされており使いやすさ、耐久性は最高です。大小様々な大きさや形があり、どれも使うほどに艶が出て、5年10年とその良さは増します。天然の漆は殺菌作用に優れており、安心・安全な器です。

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矢澤金太郎 「いろいろ使えるん棚」

Photo_3  宮崎県の工房で製作される家具はフランスの田舎町をイメージした指物家具です。釘などの接合材は使わず木の組み合わせにより何十年も使える家具を作りつづけています。材質は檜か楢を主とし槍鉋(ヤリカンナ)を使った表面模様と拭漆(フキウルシ)による仕上げは木の温かみを感じる懐かしい作品です。
 写真の棚は昔の下足棚の形を取り入れ当店では着物が納まるサイズで作りました。食器棚に使われるお客様もおられシンプルで重宝な作品です。
矢澤作品に共通するのは背板(後側)などの見えないところもきっちりと仕事がされていますので、お部屋の真中においても恥ずかしくありません。
テーブル・イス・食器棚をはじめ幅広い作品をつくる木工作家です。

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==上方銀花というお店について==

 最近、「ロハス」という造語をよく耳にしますが、昔は生き方そのものがまさに「ロハス」でありそれが自然な姿でした。でも、この半世紀ですべてが変わり「昔」を維持することの困難さを痛感する時代になりました。
 私どもが取り扱う作品は日本の良き伝統と技術を受け継ぎ・伝える真摯な姿勢の作り手によるものです。お茶碗にしろお椀にしろ、ほんの少しだけ高価な商品かも知れませんが、作品を通じ作り手の想いと物を大切にする心を感じ、思い出していただければ幸いです。

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2006年5月20日 (土)

日本一高価なやかん??? 山口堅造作「湯沸し」

Photo_2 これは湯沸し-すなわちヤカン、ケトルです。
山口堅造さんという鍛金作家の作品です。
鍛金とは金属を叩いて形をつくる作業です。
この湯沸しは銅製で表面に錫を挽いています。
もちろんお湯も沸かせますが、飾っておくだけの存在感は充分です。
お値段は申しませんが、日本一高価なヤカンかも知れません。でも価値ある作品です。                                                                                               

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2006年5月16日 (火)

高橋直樹吹きガラス展(5/12~5/22)の作品5

鉢と皿をご紹介いたします。

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今回ご紹介したものはほんの一部です。

その他多くの作品を展示しております。どうぞご来廊くださいませ。アクセスはこちら

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高橋直樹吹きガラス展(5/12~5/22)の作品4

スタンド(最新作)とスタンド山のご紹介です。

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高橋直樹吹きガラス展(5/12~5/22)の作品3

フロアスタンドとスタンドのご紹介です。

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高橋直樹吹きガラス展(5/12~5/22)の作品2

スタンド5点草花シリーズをご紹介いたします。
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高橋直樹吹きガラス展(5/12~5/22)の作品1

スタンド3点をご紹介いたします。 左から山・山・花です。

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2006年5月 7日 (日)

高橋直樹 吹きガラス展                    2006年5月12日(金) ~ 22日(月)

Photo_2 大らかな青空のひろがる明日香村で、ガラスを吹いて23年。
サンドブラストで彫り出す模様も美しい高橋直樹氏のやわらかい手触りのガラスは、まるで周りの空気までやらわかくするようです 。

ぜひ、ご高覧くださいませ。
皆様のご来廊をこころよりお待ちしております。

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