2012年2月 2日 (木)

與兵衛桃林堂さんのお豆さん

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いつもお世話になっている與兵衛桃林堂さんより、風物詩の
贈り物を頂きました。
赤い紐を解いてかわいいパッケージを開けますと、升形の
箱の中に節分のお豆さんが詰められています。
お酒とお塩と一緒にお米に入れて、美味しいお豆ご飯に。
炊きあがった時の、香ばしいお豆の香りはたまりません。

いつも與兵衛桃林堂さんのお菓子には、素敵な言葉の
栞が寄せられています。

『桃源夢幻
 桃源-陶淵明が「桃花源記」の中でうたった理想郷。
 それはしょせん、はかない夢や幻にすぎないのかも
 しれません。
 しかし古来、人の世はつねに理想郷を求め続けて
 まいりました。桃源はこの見果てぬ夢幻郷の中にこそ
 あると、信じたいものです。

 春の立つ日のよろこびを皆様とともに。』

今日は大阪でもちらちらと白いものが散り、各地での豪雪の
ニュースを耳にします。
暦の上では春が近づいておりますが、厳しい寒さは今しばらく
続きそうです。
大雪は豊年の兆しと申します。
大変な思いをされている方も大勢おられますが、春の日の
足音を心待ちに健やかに過ごしたいものです。

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2012年1月31日 (火)

お茶席へ 誉田屋の着物と帯

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お茶席へお出かけになられる前に、お客様が美しいお姿でご来店
くださいました。
誉田屋源兵衛展の折にお求めくださいました、お着物と帯です。

唐花を織りだした穏やかな色調の帯は、静かな中にも誉田屋
ならではの力強さがある、「雲母(きらら)」と呼ばれるシリーズの
ものです。
共にお求め頂きましたお着物は、遠目には一見色無地に見える
けれども、よく見ると江戸小紋という「無地小紋」のお着物です。
立湧の地紋がある上品な白緑のお生地に、朱の細かな七宝文様が
のせられています。
この無地小紋、お仕立すると地紋が浮き立ってなんともいいのです。
非常に凝ったお着物ですが、様々な帯を引き立たせて、流石は
誉田屋さんとその懐の深さを感じます。

お顔映りもよく上品で、とてもお似合いでした。
お忙しい折にお立ちより下さり素敵なお姿を拝見でき、とても嬉しく
思います。

いよいよ明日21:00~「たけし アート☆ビート」に、誉田屋源兵衛
十代目 山口源兵衛氏が出演致します。
お見逃しなく!

1/24ブログ 「たけし アート☆ビート」 誉田屋源兵衛

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2012年1月30日 (月)

亀屋清永の『萬福もなか』

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京都・祇園の京御菓子司 亀屋清永。
元和3年(1617年)創業という歴史あるお店は、多くの社寺仏閣にも
御用達として古くからお菓子を納めておられ、先祖代々のお味を
受け継いでおられる老舗中の老舗です。

お客様より頂戴した『萬福もなか』は、百両の小判を模した
御目出度くて美味しい、冬の季節だけのお菓子でした。
皮にはうっすらと、金箔でお化粧されているそうです。
生小倉餡を自ら最中に詰めるというのも愉しく、皮がとてもパリッと
していて香ばしい。
小ぶりのサイズも食べやすく、後をひく美味しさです。
しおりによると、萬福とは「悪しき事が全くなく、福徳が萬もあり、
満々ている喜ばしいこと」だそうです。
ひとつでも、福に恵まれる年でありますようにと願いを込めて
頂戴しました。

お皿は、輪島の西端良雄先生のお作です。

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2012年1月28日 (土)

坂田ルツ子 フェルトワーク展

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お花や植物をモチーフにした、坂田先生のフェルトの
アクセサリーは、ギャラリーに展示しているとオブジェのように
美しく、壁に生み出される影までが、様々なことを語りかけて
くれるようです。
こんな楽しい作品を飾っておくだけでは勿体ない、
やはり身に付けて頂くと一段と表情豊かになり、シンプルな
装いにもアクセントになります。
留め具まで、アクセサリー全体がフェルトで出来ているので
小さなお子様連れのお母様にも、危なくありません。

今日は先生がご在廊くださり、賑やかな一日となりました。
坂田先生の作品の優しさには誰もが虜になり、夢があります。
肌触りのいいマフラーには、男性ファンもおられるそうです。

今日も、坂田先生がご在廊くださっていました。
坂田ルツ子 フェルトワーク展は、30日の月曜日まで開催して
おります。

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2012年1月27日 (金)

初釜の日のお着物

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一月中旬の初釜のお席へ行かれる前に、京都の職人さんの
確かな手技が光る、かわいい小振袖のお姿を撮影させて
頂きました。

若々しいピンクの地色に、色調を抑えたやさしい色目で
染められた、蹴鞠とお花の柄がよく映えます。
お好みの生地に、お気に入りの文様を自分らしく染めた
お着物には、畳紙から取り出す度に心が弾むことでしょう。
お袖を少し長く、小振袖にお仕立致しましたことで、お嬢さん
らしい可憐さが増しました。
伝統の技で、職人さんが丹精こめて染め上げたお着物で
ご自分らしいお洒落を楽しみながら、初釜に相応しい
はんなりとした、上品な艶やかさのあるお姿です。
お母様の龍村の帯で、格調と個性を感じる帯結びも素敵でした。

お着物のお誂え、お仕立直しや染め替えなど、お気軽に
ご相談くださいませ。

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2012年1月26日 (木)

坂田ルツ子の『手』

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雪の舞い散る寒い日となりました。
坂田ルツ子先生のフェルトワークの、手仕事の優しさが心地よい
日々です。

1年の半分以上を、フィンランドでの制作にあてられる坂田先生。
寒い時期にはマイナス30度にもなるという、雪深い地の樹氷の
神秘性や、雪のなかから春には芽吹く植物の生命力が、
坂田先生の制作における大きな糧となっています。

持ち前のセンスと、器用に動く両手から作りだされる作品は、
ダイナミックさの中に女性らしい繊細さもあり、フェルトという
イメージを覆してくれるような軽やかさがあります。
羊たちがもたらしてくれる良質の素材を大切に、長年の経験と
知恵から、どのような形を生み出したいかを考えながら、
原毛を縮めていきます。
縫い目のない帽子やジャケットなどは、まるでフェルトという
素材を用いた身に付けるための彫刻作品のようです。

世界中から、その作品と高い技術が評価されている坂田先生。
いつでもひっぱりだこで、今回の個展も実現までに時間を要し
ました。
この後は、アルゼンチンで講習のご予定もおありなのだそうです。
28日(土)には、また上方銀花にご在廊くださいます。

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2012年1月24日 (火)

『たけし アート☆ビート』   誉田屋源兵衛

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NHK BSプレミアムで放送中の『たけし アート☆ビート』。
ビートたけしさんが会いたいアーティスト達を訪ね、特有の
鋭い感性でアートを体感される様子が話題を集めています。

これまでにも、陶芸家の辻村史朗さんやベルギーの花人
ダニエル・オストなど、上方銀花とも所縁のある作家さん方の
もとで、創作への情熱に触れてこられたビートたけしさん。
次回、2月1日(水)の番組では、上方銀花のお客様方には
お馴染の京都の老舗『誉田屋源兵衛』のお屋敷を訪問。
10代目・山口源兵衛氏の妥協のない帯への情熱や探求心、
そして、止まることをことを知らない挑戦の秘訣を探ります。

たけしさんも、粋なお着物姿で登場するようです。
ぜひご高覧くださいませ!

2月1日(水) BSプレミアム 午後9:00~9:57

(再放送)金 BSプレミアム 午前8:30~9:27
     翌火曜(月曜深夜) BSプレミアム 午前0:00~0:57
     土 NHKワールドプレミアム 午前0:15~1:12
放送時間は変更の場合がありますので、お確かめください。

『たけし アート☆ビート』HP

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2012年1月23日 (月)

坂田ルツ子 フェルトワーク展

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水玉模様というのは、不思議と女性の心をくすぐるものです。
坂田先生の作品にも、水玉がいろいろと登場しています。

透け感のあるシフォン生地とフェルトの、素材のコントラストが
面白いストールやマフラーは、柔らかい生地にフェルトが
加えられることによっていい重さになって、身に纏っても
すべり落ちることがありません。
フェルトというと冬のものというイメージがあるかもしれませんが、
坂田先生の作品には程良い軽やかさががあり、真夏以外は
お使い頂けます。
嵩も低くて、旅先などでも一枚お持ちになると装いのイメージを
変えることが出来て、重宝です。

水玉がリズミカルに踊る作品を身に纏って、オシャレを楽しんで
頂きたく存じます。

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2012年1月22日 (日)

坂田ルツ子 フェルトワーク展

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坂田先生の作品のなかで、非常に印象的な色である赤。
日本人の肌にもよく馴染む、とても美しい色です。
赤色は先生にとっても思い入れのある色のようで、展示中の
ギャラリー壁面に赤い紐状のフェルトで、ぐるりと線を引かれ
ました。
特に冬には風景に色彩が少なくなるフィンランドの地でも、
赤は生命の象徴であるのかもしれません。

DM写真にも使用しました、「ガブリエルズ ウイング」と
名付けられた大判のストールは、天使の羽と森の木々から
デザインを起こされた作品です。
フェルトにオーガンジーの生地を上手く溶け込ませ、透け感が
軽やかで、陰影が神秘的。
オーガンジーとフェルト化した部分の縮み率が異なるため
出来る細かなシボも、表情に深みを出しています。
突起状の部分も、出来上がったフェルトをカットしているわけ
ではなく、このような形を作るように考えて縮絨させていかれます。
ストールの上下を逆にして纏われると、また様子が変わって
楽しんで頂けます。

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2012年1月21日 (土)

坂田ルツ子 フェルトワーク展

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カラフルに染められた羊の原毛を用いて、作りあげられる
坂田ルツ子先生の作品の世界。
原毛を広げて石鹸水をかけ、手でひたすら揉んだりしながら
圧力をかけて繊維同士を互いにからませて、縮絨させます。

写真は、葉っぱ形に作られたマット。
大きく分厚さのある作品ですが、どこにも継ぎ目がない
一枚のフェルトです。
大きな作業台いっぱいに広げられた原毛をしっかりとフェルト化
させるためには、根気と体力が必要です。
ブルーのグラデーションも美しいマットは、北欧の羊の毛が
用いられています。
寒い地に暮らす羊だけあって、その羊毛で作られたマットは
しっかりと丈夫で保温性に優れ、上に座るとホットカーペットの
ようにぽかぽかと温もりがあるそうです。

フェルトの歴史は古く、ノアの箱舟の話にも登場しています。
日本では、正倉院御物の中にも奈良時代に伝えられた毛氈が
いくつかあり、数年に一度、正倉院展に出品されているよう
です。
山羊の毛から作られるモンゴルのゲルのように、遊牧民の
テントや敷物にも用いられ、暮らしの中の必需品として愛用
されています。

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